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時には外見だけで判断しないと死ぬよ ページ16

松「どーしてくれんだ

俺が手塩にかけて育てた娘の人生を1時間も無駄にしてくれやがって

残りの人生全て償ってもらおう」




やっぱりそういうこと!?そんなことだとは思ったよ!?


たった1時間でしょ!?1時間で残りの半生奪わないであげてよォ!!


松「オイ トシ!お前ちょっと土台になれ」


…いや、まァでもね私がその立場だったら1時間も待たされたらそりゃ確かにキレるけどさ…


土「待たんかィィィ!!」


真選組で専らツッコミしかやらないツッコミ専門のお兄ちゃんはとっつぁんの止めに入った


流石にヤバいと思ったんだろう



土「お前 何ィィィィ!?奴ってアレかァァ!?娘の彼氏ィ!?」

松「彼氏じゃねェェ! 認めねーよあんなチャラ男 パパは絶対認めねーよ!」


土「やかましーわ!俺はお前を警察庁長官なんて絶対認めねーよ!」

沖「土方さん 俺もアンタが真選組副長なんて絶対認めねーよ!」

「私もあなたが私のお兄ちゃんなんて絶対認めねーよ!」

土「おめーらはだまってろ!!」


お兄ちゃんは私たち2人に一喝すると、ほとぼりが冷めたかのようにとっつァんに背中を向けた



土「冗談じゃねェ こっちは仕事休んでまで来てやったってのに娘のデート邪魔するだァ? やってられねェ 帰る」


松「待て俺がいつそんな事頼んだ」


とっつァんのことだからあんまり期待はしていない


だから細胞レベルの可能性を信じて次の言葉を待ってみた



松「俺はただ、あの男を抹殺してほしいだけだ」

土「もっとできるか」



……期待した私がバカだった…

……細胞レベルの期待した数秒損した…



でも女からして1時間待たせんのはいかがなもんかとも思う


松「あんなチャラ男が栗子を幸せに出来ると思うか?

いや、俺だってなァ 娘の好きになったやつは認めてやりてーよ 悩んで…色々考えた…

それで…抹殺しかねーなって結論に…」



どんな思考回路辿ったらその考えになんだよォォ!!



土「色々考えすぎだろ!マフィアかお前は!」

松「警察なんてほとんどマフィアみたいなモンだよ」

土「長官がとんでもねー事言ったよ」


相変わらずこの人はお兄ちゃんのツッコミが追いつかないくらいにマジでひねくれた事言ってくるな



松「それになァ 娘のためなら仏にもマフィアにもなるのが父親ってもんよ そうだよなァAちゃん」

「とっつァん私に父親の話を振るなって何万回言ったらわかるんですか」

松「まだ引きずってんのかァ?」

「引きずるわボケ」


これで1万6078回目だぞオイ

1番殺し屋に向いてると思うから止めずに自由にさせてくれ→←チャラ男にまともな奴はいないと思う



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結佳(プロフ) - 気になるから終わらないでよ(´・ω・`) (5月29日 0時) (レス) @page27 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ - はじめまして!読ませていただいてます!とても面白いです!これからも応援してます!更新自分のペースで頑張ってください! (2021年7月30日 6時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅち | 作成日時:2021年2月12日 19時

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