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信五side
しばらく本を読んでたんやけど、仕事の疲れからかいつの間にか寝てもうてた
ふと、たつを見ると何だか苦しそうにしてた
忠「…っ、、はぁ、はぁ、ぁ、うっ、はぁ、」
「たつ、たつ？？大丈夫か？？たつ？」
ずっとこのままにしてるのも可哀想やったからまだ深夜の3時くらいやけど一旦起こす事にした
忠「、ぁ、はぁっ、はぁ、ぅ、、」
「たつ？1回起きや？たつ？」
忠「、、、あれ、信、ちゃ、、？」
「たつ、大丈夫か？？苦しいか？1回水飲むか？」
忠「、、、！？、っあ、俺、、ベッド、ぁ何で、、」
上半身を支えて起こした所で、今のたつには声が届かない事に気づく
やから手話でたつに聞いた
俺、学生の頃手話を勉強したんよ、勉強しといて良かったと改めて思った
『たつ？どないした？』
忠「、りゅう、く、、」
『隆？隆ならここで寝てるで？？』
忠「隆君、何でベッド、、」
『隆がな、たつが布団の場所しらんと床に寝てたからってベッドに移したんよ』
忠「、、、ごめ、、隆君のベッド、、」
急に謝りだしたたつ、、
怯えてるみたいで、何とかして安心させたくて
そっとたつの頭を撫でる
『大丈夫やで？ほら、ちゃんと布団敷いとるし』
忠「、、ほん、と、に、、ごめん、なさ、い、っ、」
「たつ？大丈夫やで、、な？謝る事なんて無いねんで」
たつに届かない事、知ってんのについ口頭で話してまう
忠「、っうっ、はぁっ、はぁ、っっ、、はぁ、ぅ」
たつの身体が倒れる
咄嗟に身体を支えてゆっくりとベッドに寝かせる
たつはそのまま意識を失った
額には少しながら汗が滲んでて、少し熱っぽい
とりあえず汗を拭いてやりたくて、急いでお湯とタオルを準備してたつの所に戻る
汗を拭いて、念の為、脇に体温計を入れる
ピピピピッ
「37.5°Cか、、微熱やな、」
これ以上上がらないことを願って、たつに冷えピタを貼った所で俺の眠気に限界が来た
気ぃついたら朝の6時、、
やば、完全に寝てもうた、、、
回らない頭でそう考えてベッドを見てたつがいない事に気づく
隆は午後出勤って言ってたからまだ寝てる
補聴器も無いし、少なくとも約3時間前には微熱とはいえ熱があったんやから心配でリビングに向かった
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りぃちゃむ - この小説のファンです！更新楽しみにしてます！ (2020年4月6日 1時) (
レス) id: a0ff6742a7 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてます！体調にはお気をつけて下さい！ (2020年3月23日 21時) (レス) id: e214be8c74 (このIDを非表示/違反報告)
まな - この小説が大好きです。更新楽しみに待っています！ (2020年2月16日 13時) (レス) id: ee0c7cbf43 (このIDを非表示/違反報告)
Gemini(プロフ) - 葉菜さん» コメントありがとうございます！！ (2020年1月27日 16時) (レス) id: 87a587b4f8 (このIDを非表示/違反報告)
葉菜(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます！！ (2020年1月27日 8時) (レス) id: d212940233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gemini | 作成日時：2020年1月16日 18時
