▽〜大我〜 ページ20
「…………うざ。」
テーブルに向かって突っ伏してる樹に向かって発したたったの２文字が、
どうやら樹の心を抉ったらしい。
「…………だってさぁ！」
がばっと顔を上げて叫ぶ樹に、思わずびくっと肩が上がる。
「うわびっくりした。」
「女の子の日でもないし、風邪ひいてるわけでもないし！なのに！」
「別に気分じゃなかったってだけじゃないの？」
「今までそんなこと一度もねーし！」
「なんの自慢？」
「俺とAがあっちもこっちも相性がいいってゆー自慢。」
「ダル。」
「…泣いてい？」
そのまま放置すると、ガチで泣きそうな樹のために。
お兄ちゃん代わりの俺が、一肌脱ぐことにした。
スマホを手に取って、かわいい妹のためにメッセージを送る。
元気〜？
久しぶりにごはんでもどう？
と送ってみると。
大我くんの都合がいいときに、ぜひ
と返って来た。
「…えなんか返信早くね？」
勝手にのぞきこんで不満そうに言うので。
「ご不満なら純粋に食事に行って終了にしますけど。」
と告げれば。
「ごーめーん、きょも、ごーめーんんんーーー！！」
と縋り付いてくる樹。
言い寄ってくる女の子たちを華麗に捌いていた爆モテじゅったんはどこに？
樹はどれだけAちゃんが好きなのか、少々依存関係になりつつ
あるんじゃないか、といろいろ思いつつ、食事の日程を調整することにした。
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月華(プロフ) - ゆうきさん» コメントありがとうございます！嬉しいです。ふとしたときに、お互いをわかってて、お互いを大好きで、というのを書きたいと思っています。大好きって言っていただけて嬉しいです。また遊びに来てくださいね。 (2023年1月3日 11時) (
レス) @page14 id: 1c32e2fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 更新ありがとうございます！！主人公ちゃんが自分の家に帰ってることもお見通しで樹くんも主人公ちゃんの家に帰ってくるのまじ最高です。月華さんのお話全部大好きです！ (2023年1月3日 2時) (レス) @page14 id: 9ee5ac8e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月華
| 作成日時：2022年11月29日 23時
