１１話 ページ12
《フフフ１・２の３でさぁショータイム！》
ドサッ
ドサドサッ
突然、横にいた観客が一気に３人倒れた。俺は何が起こったのか分からず、固まる。
《嘆き悲しみ絶望へ
愛なんていらないただ平和な世界を
私と一緒に作りましょう》
デュース「しまった！エース！これはAの仕業だ！！」
確かに。
《破滅の歌を導く力を
貴方達は持っている！
さぁ、フィナーレ！！》
サビを歌った途端、観客全員の目が可笑しくなった。焦点があっていない。Aを見ると、とて
つもない悪人顔をしていた。そして歌い続ける。
エース「野郎ども耳を抑えろ！！！この歌は聞いちゃいけねぇ！！」
すぐに仲間に忠告すると、俺はAを睨んだ。
エース「Aやめろ！！！これは本当にお前の望んだ未来なのか！！！」
『うるさい！！！これは私の意思だ！！！…みんな、私のいいなり』
《さぁ私の手をとって
素晴らしい未来を見せてあげる
素晴らしいショーをフィナーレへ！》
Aが手を下ろすと、俺の横にいた観客や、デュースの後ろにいた観客が、俺たちに襲いかかっ
てきた。攻撃しようとしたが、一般人だ。
エース「くそッ！」
『海賊なんて、この世にいらない』
そう言うAの目には、光なんて存在しなかった。
エース「A！！！俺を見ろ！！！」
『……何？エース』
エース「くっ！どけっ！」
観客に紛れ込んでいた海賊を攻撃して、Aに呼びかける。
エース「今すぐ止めろ！！お前は本当はこんな事したくないはずだ！自分に正直になれ！！」
『……知ってる？エース…この世の中、綺麗事だけじゃ生きていけないんだよ』
突然、俺の周りに水の小さな人魚達が数人現れた。その人魚達は、顔もなく、感情も分からない。
『その人魚達は私の悪魔の実の力を具現化させたもの…そう。私の心の中の人魚達』
エース「なにが言いてェ？」
『私に感情なんてないわ！！！！無くなった！！！妹が攫われたあの日から！！！！』
そうかだから顔がないんだ。
エース「…嘘が下手だな」
『は？』
エース「今、お前泣いてるぞ」
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立川愛理(プロフ) - 面白かったので続きを是非書いてください。完結まで是非書いてください。 (2022年11月17日 22時) (
レス) id: 48f2d0542c (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - ありがとうございます！頑張っちゃいます！ (2022年9月1日 17時) (レス) id: 16322090dd (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 胡桃さん» お答え頂いてありがとうございます！了解しました！！これからのお話の続きも、楽しみにしております！！ (2022年8月31日 16時) (レス) id: 1141f035c0 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - はい！エース救済にしようかと思っています！ (2022年8月31日 16時) (レス) id: 16322090dd (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 質問失礼します！こちらの作品は、エース救済作品ですか？ (2022年8月31日 5時) (レス) id: 1141f035c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2022年8月15日 12時
