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パソコンの電源を落とし、デスクで本を読みながらチャンくんが戻ってくるのを待っていると、
「 よかった、まだいた。 」
後ろからそんな低い声が聞こえて、振り返るとそこにはウォヌくんが立っていた。
『 わあウォヌくん、どうしたの？ 』
ウォヌくんもバッグを持っているから今から帰るみたいで、何か約束でもしてたっけな……と記憶を思い起こしてみる。
「 いや、さっきスニョンから連絡あったんだけど、今日いける？ 」
『 え、今日？……いつもの？ 』
「 そう。なんかビッグニュースがあるからとかなんとか言ってて… 」
……先週の金曜の夜に集まったばかりだし、週明けド平日の今日に集まりたいなんてよっぽど急ぎの話なんだろうか。
それに今日はチャンくんと一緒に帰る約束をしてしまったので、ウォヌくんがいるとちょっとややこしいことになる。
『 いける、んだけど…… 』
「 あ、ウォヌヒョン。お疲れ様です。 」
「 おお、ディノじゃん。お疲れ〜 」
このタイミングで戻って来たチャンくん。手にはコンビニの袋がぶら下がっている。
不思議そうに視線を私とウォヌくんに行ったり来たりさせたチャンくんは、
「 ええと……ウォヌヒョン、ヌナに用事ですか？ 」
と聞いた。
「 用事っつーか……、え、もしかして2人なんか約束あった？ 」
「 はい。ヌナと帰る約束を。 」
『 うん……、じゃあウォヌくんも一緒に、いい？ 』
二人にそう聞くと、チャンくんはまた不思議そうに私とウォヌくんに視線を行ったり来たりさせる。
「 ウォヌヒョン、逆方向じゃ……？ 」
「 Aん家行くの。 」
なんの迷いもなくそう答えたウォヌくん。
何もないけど私が焦ってしまうよ……！
『 飲み会するの。ウォヌくんと、アメリカ支社の同期とZoom繋いで3人で。ね？ 』
「 へえ〜……いいですね、飲み会…… 」
私の言葉を聞いたチャンくんがあまりにも寂しそうにそんなことを言うもんだから、
『 ……チャンくんも、来る？ 』
なんてなんの断りもなしにそう言ってしまった私。
「 え……！！いいんですか？行っても！ 」
「 ははっ、急にテンション上がりすぎ 」
ぱあっと顔を明るくさせてこっちを見るチャンくん。
ウォヌくんもそんなチャンくんを見て嬉しそうだ。
『 ふふ、よかった。……行こう！ 』
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
