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「 なに？スンチョル。 」
そう言ってこちらに来た男性は、スニョンくんを見つけるなり
「 お〜、ホシじゃん。 」
と言ってスニョンくんにハイタッチを求める。
「 シュアヒョン！ 」
スニョンくんはそう言ってそれに応え、二人はニコニコとしている。
『 ……ホシ、？ 』
「 あー、俺がアメリカで使ってた名前！
ほら、" スニョン " って、あっちの人には発音難しいじゃん？ 」
「 " ホシ " も結構難しいけどね。 」
「 気に入ってるからいいのー。 」
仲良さそうに話す二人の間に敬語はなくて、ずっと韓国で過ごしている私にとってはなんだか変な感じもするけれど羨ましさも感じる。
「 いいねー、そういうの。
俺だったら名前何にすんのかな〜…… 」
チェ先輩はそう言い、視線を上に向け考えている。
「 ところでホシはどうして来たの？用事？ 」
チェ先輩を華麗に無視し、不思議そうな顔でそう言う " ジョシュア " 先輩。
「 いや、同期に社内案内してもらってるの。この子、同期のパクA。 」
『 初めまして。営業部のパクAです。 』
「 君がAちゃんか〜、ホシがよく話してた子だ。
アメリカ支社のホン・ジスです。よろしくね。 」
握手を求めるジス先輩に応えて手を握ると、ニコッと目を細めて微笑まれる。
……わ〜、すごい整ったお顔だ。
「 ねえ、僕もまだ本社のこと全く知らないんだけど一緒に案内してもらってもいいかな？ 」
私の手を握ったままそう言うジス先輩。
『 あ、はい！ぜひ！ 』
「 おーシュアヒョン！行こうよ！ 」
スニョンくんも乗り気で、離すタイミングを見失っていた私とジス先輩の手をさらっと離してくれる。
「 いいよね？スンチョル 」
「 おう、行ってきなー。……あ、ぜっっっったい午後の会議までには戻って来いよ？ 」
「 ははっ、そんなにかかるわけないじゃん。僕のこと信用してないの？ 」
「 研修初日から大幅に遅刻してきたの誰？ 」
「 ……それは近くに素敵なカフェがあったから、しょうがないよ 」
「 ははっ、シュアヒョンこっちでも相変わらずだね 笑 」
ジス先輩。その完璧な容姿からは想像がつかないけれど、かなりのマイペースさんみたいだ。
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
