半分ヒロインのいち〜y"

読書の秋じゃなくて春 ページ5

普段あまり読書をしない私



だけど、



わったーが本を読んでたから、一緒に読みたくなった。笑





不思議だよね、好きな人がやってることは



なぜか自分もやりたくなっちゃう







横「本いつも読むの？」






『読まないよっ笑』






横「笑っ




そんな感じするかも笑っ」








『ちょっとそれはどーゆーことかな？笑っ




でも気になる本があったから今日は読書してみる』







横「ふーんっ笑」







本を開いて目に入った活字、



それが言葉になって文になって



物語が続いていく



読み始めると、とても面白くて



不思議な気持ちになった、



今の私達に重なる部分があったからだ。








横尾side






今日は寒い、



昨日は春が目前だったのに



一気に一桁の温度になった



そして雨が降るらしい、









今日は読書でもしてよう、




と、リビングのソファーに寄っ掛かった、








数分してやって来たのはことみ




まだ開いたことのなさそうな本を持ってきて、




カーペットに座り、ソファーに寄っ掛かった。









言ってないけどなんで来たか、本当の理由はわかる




俺の勘違いじゃなければ良いんだけどね、笑









さてと、続きを読もう








30分後…









『うっそだろ、…』





横「ん？」





『いなかったらしい、』





横「え？？笑っ」





『わったーと私みたいに



のほほーんって感じで暮らしてたのに、



記念日に彼女が交通事故で亡くなったの、



それでね、彼氏はその日



プロポーズまでしようとしてたんだって、』






横「それでなにがいなかったの？」








『今までずっと2人で暮らしてるシーンかと思ってたら、



それは過去のことを思い出してただけだった！



だから彼女の存在がなかったの』






横「にしても読書にはまったね、笑」






『うん、この本面白いけど、



私、突然交通事故で亡くなったらどうしようっ(・Д・)』








横「妄想しすぎだよっ笑」







まぁその分純粋なんだろうな、笑








『そうだねっ



うん、ごめん、笑っ』








横「笑っ




信号注意して、夜出歩かなきゃ大丈夫だよっ



ね？笑」









『バカにしてるでしょ？笑っ』






横「単純すぎるっ笑」







『！？…っ




それ、言えてる、笑っ』






横「プロポーズかぁ〜




ことみはずっと事故に合わないでよ？笑」







だってずっと一緒に居たいからね、

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