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【シャルside】
朝方、汗が気持ち悪くて目が覚めた。
まだ頭がガンガンする。
張り付いた前髪をかき上げると、太もも辺りに感じる重み。
��え？��と思いって視線をそこにやると、Aが胸から上をベッドに乗せて寝ていた。
しかも、すぅすぅと寝息を立てながら。
帰ったんじゃなかったのか…。
Aを起こさないように体を起こし、気持ちよさそうに寝ている彼女の頭を撫でる。
柔らかい髪の毛が気持ちいい。
帰ったと思ったAが目の前にいるなんて、なんて幸せなんだろうか。
好きが爆発する。
『A。』
名前を呼ぶが、もちろん反応はない。
『襲うよ？』
また反応はない。
ぞくっと悪戯心が芽生え、目の前にあるAの耳をかぷっと噛んだ。
すると、寝ているのに体がピクッと震えた。
次はつっ…と舐めてみた。
「ふっ…。」
寝ているのに声が出た。
…まずい…じゃなくて………俺は何をしているんだろ。
寝ている子を襲うなんて普通駄目でしょ。
『A。』
少し大きめの声で呼ぶと、やっと目を覚ました。
最初はとろんとした目だったが、すぐにカッと目を開き、ガバッと体を起こした。
「あれ…私…寝てた？」
『うん、ぐっすりとね。』
「ご、ごめん！！」
『気にしないで。
目覚めてAがいてくれて嬉しいよ。』
薄暗くて分かりにくいが、Aは頬を赤らめていた。
…元気だったら襲ってた。うん。
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またまた続編に移ります！
すみませんm(*_ _)m
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作者名：きなこもち | 作成日時：2021年5月2日 11時
