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奇術師 ページ24

そこにはさっきと同じメンバーが。



あ、一人増えてる。



シャル「何でお前がいるんだよ、ヒソカ。」



ヒソカ「旅団員なのにここにいちゃまずいのかい?♡」



シャル「用がないのにここに来る理由が分からないってだけ。」



ヒソカ「用ならあるさ♣


ここにおもしろい能力を持った少女がいるって噂を聞いてね♢」



シャル「はぁ…その噂はどこからやってくるんだよ…。」



ヒソカ「それでその少女はどこだい?♤」



シャル「教えないとダメ?」



ヒソカ「教えてくれなくてもいいけど、こっちで勝手に探しちゃうかも♡」



シャル「はぁ…俺の部屋。」



ヒソカ「ありがとう♣」



と、ヒソカは歩き出す。



その方向は俺の部屋だった。



シャル「ちょっと待ってよ。」



ヒソカ「なんだい?♢」



シャル「彼女は今疲れて寝てるから邪魔しないでよ。」



ヒソカ「ちょっと見たらすぐ帰るよ♤」



本当かなと疑いながら俺は横目で団長を見た。



団長はやれやれといった感じで首を縦に振る。



シャル「起こさないでよ…。」



と、俺は身を引いた。



ヒソカ「分かってるよ♡」



ヒソカは奥の方に消えていった。



彼がいなくなったのを確認して俺は団長を見る。



シャル「ヒソカ、許してよかったの?


変なことする想像しかできないんだけど。」



クロロ「あの時俺らがダメだと言ってもあいつなら無理やり探し出すだろ。」



シャル「確かに。」



マチ「本当にどうしようもないね、あいつは。」



フェイ「嬲り殺してやりたいね。」



パク「フェイタン、物騒だからやめなさい。」



フィン「フェイの言うことも分かるけどな。」



ハハハッと笑っていると俺の部屋の方から悲鳴が聞こえてきた。



この声は…A?!

誘拐→←休憩



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作者名:きなこもち | 作成日時:2021年4月16日 17時

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