一緒に。 / 三 ページ2
『あ、あの…』
「A…どうかした？」
暗い廊下を歩いた先
−恐る恐る彼の部屋のドアをノックすると、眠たそうに目を擦る彼はドアを少し開けて顔を出した
『あの…さ』
こういうこと言うのって初めてだし、凄く恥ずかしいんだけど…
『い、一緒に寝ても良い？』
「……ｴｯ!?!？」
急に大声を出して驚いたかと思えば彼は口をぽかん、と開いて硬直していた
…そりゃ驚くよね……
バカップルじゃあるまいし…
『や…やっぱり良いや…
ごめんね、起こしちゃって。』
自分の発言を後悔し、部屋に戻ろうとした次の瞬間
彼に腕を掴まれて
ぐい、と引っ張られた
そしてガチャ、と部屋の鍵をかけるような音が響く
一瞬の事で頭がついていけない
「Aって、意外と積極的だったんだね…」
ねっとりとした声で「可愛い」と耳元に囁かれる
私は、いつの間にか抱き締められていた
彼の吐息混じりの声がくすぐったくて
心臓のバクバク音が煩い
『き、今日見たホラー映画が怖すぎて…』
まさか、寝る前に観たホラー映画があんなにも怖いとは思ってなかった
ナポ男の”呪怨"の実況は全然怖くなかったから、外国のホラー映画も全然余裕だと思ったんだけどな…駄目だった…
映画の始終、私は目と耳を塞ぎっぱなし、そしてshu3は「ｸﾞﾛﾔﾅｧ…」と遂に映画まで実況しだしていた
「ふふ…なんか、Aの弱点を見つけたみたいで嬉しい…」
『わ、私は床で良いから！
近くに人がいるだけで安心するし！』
… このままじゃ心臓が爆発しそうだ
そう思って私の背中に手を回して抱き締めている彼から離れようとする
「だめ」
『ひゃ…』
今度は手首を掴まれたまま追いやられ
ぼふっ、とベッドに勢いよく倒れこんだ
目の前に写る愛しい彼の顔
時間が止まってるみたいに見える
それと、嫌な予感しかしないのは気のせいだろうか…
「…もう、逃がしませんよ…
あと…俺のベッドで寝ること以外のことも…していいですか？」
…予想的中でした
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ガオNA(プロフ) - ゆっくりさん» コメントありがとうございます！すみません、教えて下さりありがとうございます…！！今後から気を付けますね…！ (2020年2月29日 18時) (
レス) id: bc3fdf2a65 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり - 曲パロは著作権に引っ掛かってしまうので消した方が良いですよ…(小声) (2020年2月29日 18時) (レス) id: 56664050fd (このIDを非表示/違反報告)
ガオNA(プロフ) - いきなりすみません、作者のガオＮＡからです。申し訳ございませんが、『4人の○○○』の4話にちょっとした話のミスがありましたので、その部分を直させていただきました。宜しければですがもう一度読み直して頂ければ幸いです。これからもよろしくお願い致します。 (2018年9月9日 12時) (レス) id: bc3fdf2a65 (このIDを非表示/違反報告)
ガオNA(プロフ) - ivさん» 了解！！！リクエストありがと！！ (2018年9月9日 12時) (レス) id: bc3fdf2a65 (このIDを非表示/違反報告)
iv(プロフ) - バレンタイン時のすぎにゃんvsしゅーさんとかお願いできる…？？？？ (2018年4月5日 13時) (レス) id: 14899ecff4 (このIDを非表示/違反報告)
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