20 ページ21
.
「ふぁ〜……(´O`)」
今日は土曜日、昨日結構呑んだから、起きたのは遅め
特にやる事ないし、行く所もないから家でグダグダしようかな
ピーンポーン
「えっ?」
家のチャイムがなった。このアパートはインターホンじゃないから毎回ちょっとびっくりする
「でも、なんだろσ( ̄^ ̄)?」
通販は頼んでないからなぁ。なんて思いながら、ろくに確認もせずにドア開けた
.
.
.
阿部「ちゃんと確認してから開けろよ」
如恵留「おはようございます!」
「えっ、亮平!?川島くんまで……」
ドアを開けたら、なぜか昨日の夜ぶりの亮平と川島くんが
阿部「はい、おじゃましまーす」
如恵留「お邪魔します!」
「えっ!ちょっと!?」
2人は、私の許可なく部屋の中に入って行く
居間へのドアに手をかけた
「ちょっと待ってて!」
それ以上は入られるとまずい!だって……………
ガチャッ
阿部「ああ、やっぱり」
如恵留「これは………」
「終わった……」
阿部「相変わらず……………部屋汚いな」
如恵留「社長から聞いてましたけど、凄いですね(苦笑)」
そう。私の家は、ほぼゴミ屋敷状態。つまり私は、とてつもなくなく片付けるのが苦手なんです
「でも、なんで分かったのよ」
阿部「昨日、玄関が閉まる瞬間にこの部屋が見えたから『ああ、またか』って思って。だから如恵留と片付けに来たって訳」
部屋の片付けは、ずっと苦手で学生時代は1ヶ月に何か亮平が実家の私の部屋に来ては部屋を片してくれた
その度に、私を部屋のドアの前で『動くな』と立たせたままにするし、取って置きたいものまで私の意見をガン無視で捨てていくから、正直、亮平にはバレたくなかった
「別に来なくても……」
阿部「あ?これが悪化してお隣さんとか近隣住民の人達に迷惑かけんのお前だからな。逆に感謝してもらいたいぐらいなんだけど」
「どーもありがとうございます」(棒)
阿部「棒読みかよ」
「はあ、川島くんもごめんね」
如恵留「いえ、この前僕の仕事手伝って頂いたお礼のつもりで来てますから」
ああ〜、亮平が悪魔だからますます川島くんが天使に見える……!
阿部「はあ、とにかく。いつもように動くなよ。邪魔だから」
「へいへい」
こうして、せっかくの休日が阿部亮平による部屋掃除になってしまった
1904人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「阿部亮平」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し - まだですか?待ってますね! (2021年9月16日 17時) (レス) id: 0532935fdc (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続き待ってます! (2021年8月31日 6時) (レス) id: 0532935fdc (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 更新まだですか?続き楽しみにしてますね! (2021年6月20日 8時) (レス) id: 30769a7346 (このIDを非表示/違反報告)
姫美(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます(*'ω'ノノ゙ (2021年6月1日 8時) (レス) id: 8f20ccbeb8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続き楽しみにしてますね! (2021年5月31日 23時) (レス) id: 30769a7346 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:姫美 | 作成日時:2021年4月10日 22時