GAME ver2 (ページ17)

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「俺と流星は今日外で捜査する、3人は白い車の追跡を頑張ってほしい」

「おん、白い車の行方がわかったら、そっちに連絡する」

今日は桐山さんと神山君と捜査をすることになった

２回目の神山君との捜査に緊張感が走る

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「…これ、そうやん、な？」

捜査を初めてから1時間後、桐山さんはパソコンを操作しながら此方に話しかけてくる

パソコンの画面には私の家の近所にあるスーパーの防犯カメラの映像、そこには白い車が映っていた

「…これは、確かに事情聴取の時に聞いた車と一致してますね」

「時間も犯行時間と一致してるな…2人とも、この近くにある建物の防犯カメラ調べて」

「わかりました」

「俺は、他の捜査の人達に連絡をするから」

桐山さんは、他の人達を連絡しに部屋を出て行った

「…やっと面白くなってきたね」

桐山さんが出て行った後、ボソッと神山君が呟く

きっと映像に映った白い車を運転しているのは、神山君で間違いないのだろう

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お昼を回った頃、私達の捜査や他のグループで捜査をし、白い車のルートを追うことが出来た

ただ1つだけ、問題が発生した

「此処から先は海沿いの工業地帯か…中々監視カメラが設置されてへん」

海の近くにあるコンビニを最後に、白い車の行方がつかめなくなってしまった

「…近くにホテルとかあるみたいやから、調べてみるけど、」

その後、海の近くにある建物の防犯カメラを調べるが、神山君が運転したであろう車は見つからなかった

「正直海辺は錆びやすいから、カメラ設置してない所が多いねん…」

そう答える桐山さんは、眉毛を下げて困ったように言った

「既に海周辺を捜査してる人や濵ちゃん達にも海辺の捜査を強化するようには伝えてる…ただ、」

「…見つかる可能性が、」

「おん、明日までに見つかる可能性もあるけど、見つからない可能性も正直高い」