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「のんちゃん、わざわざこっちまで来てくれてありがとう」
「ううん、勝手に来ただけだし」
家に向かいにながら、のんちゃんとたわいのない話を続けていた
家の付近を歩いていた時
「…誰!」
「え、?どうしたの?」
誰も居ない道で、のんちゃんは突然後ろを振り向き顔を歪ませた
「誰か変な人でも居た?」
「…居らん、後をつけられている気がして、でもこっちが振り向いても姿は見えなくて」
「え、ストーカー…ってこと?」
「もしかしたら俺の勘違いかもしれないけど、Aも気をつけてな、Aが目的かもしれんし」
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「…変な人居るかもしれないから送ろうか?」
「大丈夫だって、のんちゃんも仕事あるし、自分こそ気をつけてね」
次の日の朝、仕事に行く前のんちゃんは子犬のような困った顔をして心配をしている
「そ、そしたらさ、今日もAの迎えに行くから」
「うーん…でも2人の方が何かあったら安心だし、来てもらってもいいかな?」
「ちゃんと来るからな、無理しないで今日も頑張ってな」
気遣いを断るのも、後をつけて来ている人?も怖いから、のんちゃんの言葉を甘えることにした
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1901:名無しさん Invalid Date ID:KniJI10
犯人のやつ今日の朝はいねぇのかよ
1902:名無しさん Invalid Date ID:Se7nIGi
投稿早くして情報教えろks
職場へ向かう途中の電車の中で、掲示板の動きを調べる
今日は珍しく犯人は朝になっても書き込みをしていなかった
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作者名:り | 作成日時:2021年9月8日 4時