優しい弟たち ページ19
心が広く、優しいペ神は2つ返事で「ええよ」と言ってくれた。
ほんとにやさしい…。
『ほんまにありがとう…』
sn「いいえ〜。じゃあ明日の朝10時な?」
『うん…ごめんね早くに』
sn「ええのええの」
最後にもう一度礼を述べて私は通話を切った。
rbr「来てくれんの?その…ペ神って人」
『うん。明日の10時頃来てくれる』
rbr「よかったぁ…」
ほっと胸をなで下ろすロボロ。
そのそばでグルッペンとゾムもどこか安心している様子だった。
ut「…ちゃーん。A姉ちゃーん!」
遠くから大先生の声が。
下から呼んでるっぽい。
そういえばご飯まだやった。
『はーい!今降りる!』
gr「トントンはどうするんや?」
『そばにいてあげたいけど…みんなのご飯も作らなきゃだし』
zm「A姉ちゃんが飯作ってる間、俺がトンにぃ見とくよ」
ゾムが私の後ろから肩を叩いてくれた。
振り向くと、優しい彼の目と目が合った。
『…うん、ありがとう』
rbr「俺もいる」
ロボロもそう言ってくれた。
なんて優しい弟達なんだ。
『わかった。じゃあご飯作ってくるね?』
zm/rbr「うんっ」
gr「俺はトントンの代わりにお前のこと手伝うわ」
『えぇ…グルッペン…(泣)』
私の実の弟も可愛くなったもんだ…。ウンウン…
gr「うるさいわ。おい、はよ行くぞ」
パシンと頭を叩かれる。
『イタッ』と彼の背中に返した。
てか聞こえてたんや…。
グルッペンの後ろ姿しか見れなかった私は、彼がこっそり顔を赤くしていたことを知らなかった。
917人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずれもん - シャオチャン (2019年9月11日 4時) (レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 皆可愛い!これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年9月7日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - 更新される度に毎度毎度読ませていただいてます!ありがとうございます!夢主が弟達に甘やかされるっていうのも見てみたいですね、応援してます〜 (2019年9月1日 22時) (レス) id: 051e811b55 (このIDを非表示/違反報告)
だる猫(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!小説内での設定ということでしたら申し訳ないのですが、日本の法律では血縁関係のない義理の兄弟姉妹での結婚できますよ!がんばれポメラニアン!!(( (2019年8月27日 0時) (レス) id: d17492cb24 (このIDを非表示/違反報告)
yotuba0902 - トシ@堕天使のサブさん» お姉ちゃん…? (2019年8月22日 17時) (レス) id: 101a506f7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆雅空☆ | 作成日時:2019年8月18日 22時