×は6つ消えました ページ6
部屋は思ってたよりも大きくて小さな私には余るぐらいだ。
『ほぁ…！これがベッド？』
初めてみるものに興奮が押さえきれない。
『乗ってもいいかな？』
私の部屋だし、いいよ…ね？
ベッドに『ﾋﾟｮﾝ』と飛び乗ると、小さな体は少しだけはねかえった。
『うわぁ！凄い。楽しい！』
そういって何度も上を跳ぼうと思ったが…自分が寝るものだと思うと、躊躇ってしまった。
次に気になったのは部屋の隅にある監視カメラ。
『作動してるかな…？』
カメラの死角へといき椅子を使ってカメラへと顔を近づける。
高いので少しだけぐらついてしまい、監視カメラと頭をぶつけてしまった。
『っー！』
『もう、監視カメラには近づかない』と誓いながら椅子を片付ける。
隣の部屋から「ｶﾞﾝｯ」という鈍い音がしたが気にしない。
暇だなぁ。
テレビ…つけてもいいかなぁ？
そうやってリモコンを持って考えていると
「A。入るよ？」
『言う前から入ってる。』
そう指摘すると、
「じゃあ入ったよ。」
と笑いながら返してくる海兎
『なんですか？』
「監視カメラを切るの忘れてたっていうのと、晩御飯出来たよって言いに来た。」
晩御飯…。
海兎は私の手にリモコンがあるのを見てか、笑いながら。
「つけてもいいよ。でも、音量は小さくね？」
そう言いながら、監視カメラをいじる海兎を横目で流しながら、テレビをつけてみる。
黒かったところが、まるであるような画像が写り上がる。
ｶﾞﾝｯ
「っー！」
海兎が私と同じ現象になってる。
額を押さえながら、こちらへ来る海兎に
『私と同じことしてる。』
「え？そうなの。ま、いいんじゃない？あと、監視カメラは切ったから安心してね。」
私が頷くと海兎も笑顔で頷いてくれた。
「晩御飯が冷めちゃうから早く行こうか。」
-おまけ-
深夜ｓｉｄｅ
「なにしてんだこいつ。」
監視カメラが丁度作動してたから、今日来た少女を監視していると。
ベッドに飛び乗り、嬉しそうに笑っている。
そこから、ベッドから降りてベッドと向き合い神妙な顔で考え込み少しがっかりしてから、監視カメラの方を見た。
少女が消えたかと思うと下から急に『ﾊﾞｯ』と出てきて、監視カメラに向かって倒れてくる。
「うわっ？！」
ｶﾞﾝｯ
「あいつ絶対許さない。」
そう、誓った深夜であった。
そのあと、海兎が同じ現象になり、監視カメラが消えたので「二人とも許さない」と決めたみたいでした。
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狐雪(プロフ) - 聖華さん» 落ち着け〜！どーどー。 (2019年1月16日 21時) (
レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
聖華 - 狐雪さん» それする前にキレると思う。 (2019年1月16日 20時) (レス) id: 2b9f4c7534 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - 夕美さん» ごめんなさい…！ いつもwrwrd!さんの作品を作っているくせで…ご注意ありがとうございます。これは、オリジナルなのであの文を消してきますね。本当にご迷惑をかけてすみません。 (2019年1月15日 19時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - お名前を借りている時点でオリジナルではありませんのでオリジナルフラグはちゃんと外して下さい。違反です (2019年1月15日 19時) (レス) id: 8cb8cd78d9 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - 聖華さん» そんなときはね……自分もうるさくなるのさぁ！ (2019年1月10日 20時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐雪 | 作成日時：2018年6月13日 23時
