3.外の世界 ページ46
貴方「え?天空闘技場?」
ジン「ああ、そこならお前の修行にもなるし、同時に俺も安心して仕事に行けるしな。お前の小遣い稼ぎにもなる。最高だろ?」
貴方「……全然最高じゃないんだけど」
ジン「よし!じゃあ来週から天空闘技場でお前は修行をしろ。」
貴方「なんであたしが」
ジン「俺についてくるんだろ?それに、お前「迷惑かけないようにする」って言ったろ?自分の身は自分で守れるぐらい強くなってこい!」
ジンは笑いながらそう言った。
強くなれば、なにか役に立つかな……
そう思い、うんと言った
申し込みまでジンが一緒についてきてくれた。
戦闘歴…1年、年齢…9歳、名前…Aっと!
貴方「出来た!」
もうあれから2年。
字が読めるようになり、言葉がわかるようになったあたしは外の言葉を話すばかりだ。
同時に、お母さんがあたしだけでも逃がした理由がわかった。その日に何が行われていたのかもわかった。
もう生きているのはあたしだけ…または外の世界に出たものだけだ。あたし以外にもいるかはわからないが……
「28017番でお待ちください」
受付嬢に言われ、自分の番号を呼ばれるのを待った。闘技場が見える観客席で待つことになった。
「18521番と28017番はE会場に来てください。」
言葉がわかるようになったってことはあたしが緋の目になるとなんと呼ばれるかもわかるようになる。
「それでは試合開始!」
審判の合図であたしは身を引き締めた。
「へへっ……ガキが来るような場所じゃねーんだよ!」
そういい相手の選手にお腹を殴られすぐ場外に飛んで行った。
審判が試合続行不可能と判断し試合は終わった。
それから1週間ほどで1階から20階に上がれた。
痛みに興奮した訳では無い。怒りでもない。だが、何故か分からないが感情が高ぶり、何故か緋の目が発動してしまった。
「化け物だ…」
どこからかそう聞こえた。
『化け物』それがあたし達、クルタ族が外の世界で呼ばれる名前。
あたしは急いでジンに相談し、「カラーコンタクトを使えばわからなくなるのでは」と言われた。
早速カラーコンタクトを買い、はめた。
そことき買ったのはベージュ系の色だった。それからあたしは普段使いの時はずっとベージュ系のカラーコンタクトをすることにしていた。
動画投稿を始めたのはもう少し先のお話。その時のことまたの機会にでも話そう。
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アヤミ(プロフ) - ルイさん» 自分からバラしてしまいましたね笑 (2019年3月12日 8時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - アヤミさん» あ、しまった 体重がばれてしもうたわw (2019年3月10日 23時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - きよらさん» 更新させて頂きました!楽しみにして下さりありがとうございます。しかしながら私はゆっくり更新であると言うことは冒頭でも言わせて頂いておりますので、次の更新はまたお待ちください! (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - ルイさん» そんなドンピシャは凄いですね!笑 さすがに笑ってしまいますね笑 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
きよら - 更新すげー楽しみにしています (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アヤミ | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月31日 8時