２．外の世界 ページ45
貴方「わぁ！すごい！人がいっぱいだ！」
病院の広場であたしは飛び跳ねてそういった
ジン「お前な、そんなんですごいって言ったらこの先、生きていけねーぞ。外にはもっとすごいところが沢山あるんだからな」
ジンはそういい笑った
あたしはワクワクが隠しきれず、緋い眼をジンに向けてうんっと頷いた。ジンは頭をくしゃくしゃっとし、あたしを抱き上げ部屋に戻った。みんなに顔を見えないように…ね。
貴方「ジン、あたし、あたしね！みんなの喋ってる外の言葉話せるようになりたいの。ジンならわかるでしょ？教えて欲しいの！」
ジン「？！あー、いいぞ。A、お前字は読めるか？」
貴方「うん！お母さんが教えてくれた！」
ジン「そうか。じゃあ五十音順にここに書いてみろ」
ジンはあたしに紙とペンを渡した。
あたしは言われた通り五十音全てを書き出した。
するとジンは「お前の言うこれはこの世界ではこれ、挨拶はこの世界ではこう」とたくさんの言葉を教えてくれた。
するとコンコンっと扉を叩き白い服のおじいさんが入ってきた。
何を話しているのか全く理解できなかったけど、あたしをちらりと見ながらジンと話していることから内容はあたしなんだろうと思った。
聞き取れたことといえば、あたしの名前だけ。あとは全く持って聞き取れなかった。
白い服のおじいさんは部屋から出ていった。
貴方「なんて言ってたの？」
ジン「ああ、お前の病気についてだ」
貴方「あたし病気なの？」
ジン「お前頭切っててな、縫って脳内検索したんだ。そしたら、お前の大切な人の思い出が消えていたらしい。その人の顔とか、全然思い出せないとかなんとか」
貴方「…どうやったら戻るの？」
あたしは不安な気持ちがどんどん大きくなるのがわかった。
ジン「まだわかっていない。だが俺はこう思う、
自分で探したらいいんじゃねーか？」
貴方「自分で？」
ジン「そう、自分の足で歩いて世界を回って、それで自分の足で記憶を探せばいいんじゃねーか？」
貴方「手がかりなんて何も無いのに…？」
ジン「それがいいんだろ？記憶を探すと同時に知識を増やせるなんて、おもしろそーだろ？」
ジンは笑いながらそう言った。
なんだか凄く嬉しくなった。
それから２日後、あたしは退院し、ジンの仕事について回った。
ジンがハンターをやっているから、ハンターしか入れない領域やあたしには危なすぎる領域などは近くの仮設住宅とかであたしはジンの仕事の帰りを待つ事になった。
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アヤミ(プロフ) - ルイさん» 自分からバラしてしまいましたね笑 (2019年3月12日 8時) (
レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - アヤミさん» あ、しまった 体重がばれてしもうたわw (2019年3月10日 23時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - きよらさん» 更新させて頂きました！楽しみにして下さりありがとうございます。しかしながら私はゆっくり更新であると言うことは冒頭でも言わせて頂いておりますので、次の更新はまたお待ちください！ (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - ルイさん» そんなドンピシャは凄いですね！笑 さすがに笑ってしまいますね笑 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
きよら - 更新すげー楽しみにしています (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月31日 8時
