33話 ページ36
父「A、小人はお前だけがみたのか？」
貴方「うん。他の子は何もいないって言ってた……」
お父さんは「そうか」と呟き頭を抱えた。
お母さんはお父さんを心配そう見みて声をかけた。
母「あなた」
父「わかってる！わかってるから……」
少しの間二人とも静かになった。
窓から知らない男女6人の影が一瞬見えた。
そのあと、お父さんがため息を着いた。
父「A、おまえはお父さんの宝ものさ。もちろん_____も」
もちろんっのあとがよく聞こえなかった。
記憶がそこだけないのかもしれない。
お父さんはぎゅっとあたしを抱きしめたあと次はお母さんを抱きしめた。
父「行ってくる」
父は家を出ていった。
母「A、ここは今から悪い人がたくさんやってきて、悪い人がちょー！ひどいことするの。
だから、Aはお母さんの言うように動いて。」
貴方「ひどいこと？ひどいことってなに？！」
母「死んじゃうようなこと。」
そういうと、背中から氷を滑らせたかのような悪寒がした。
それと同時に、目から涙が溢れた。
貴方「いやだ！そんなのいや！」
母「A！大丈夫だから！ね…？お母さんの言う通りに動けはAは絶対生きれるから！」
目を赤くしたあたしを抱きしめた。
いつもあたしが友達と喧嘩をした後のようにトントンっと優しく背中を叩いた。
ハッとしたお母さんに尋ねた。
貴方「お母さんは？お母さんも行くよね？」
母「……お母さんはあとから一緒に行くから。きっと。」
少し困ったような顔でそう答えた。
あたしは家の地下のお父さんとお母さんの寝室に来た。隣は子ども部屋。
お母さんはいつも自分が寝てる布団の下のじゅうたんごとずらした。
するともうひとつ下に続く隠し扉があった。
そこを開け下に降りるとそこには滑り台状のトンネルがあった。
母「Aはこのトンネルを滑っていくのよ。きっと外の世界につながっているはずよ。」
貴方「お母さんも一緒がいい……」
泣きすぎて視界が歪む中お母さんの手をつかんだ。
母「ダメよ」
貴方「いや！」
母「大丈夫だから！…Aも私も絶対大丈夫だから……ね？」
あたしはお母さんさんの指示のもと動いた。
貴方「きっと来るよね？お母さんきっと来るよね？」
お母さんは赤い目を擦りながら頷いた。
ギリギリまで繋いだ手はお母さんはよって離された。
母「A、私達の元に生まれてきてくれてありがとう。ずっと大好きよ」
母から聞いた言葉はそれが最後だった。
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アヤミ(プロフ) - ルイさん» 自分からバラしてしまいましたね笑 (2019年3月12日 8時) (
レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - アヤミさん» あ、しまった 体重がばれてしもうたわw (2019年3月10日 23時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - きよらさん» 更新させて頂きました！楽しみにして下さりありがとうございます。しかしながら私はゆっくり更新であると言うことは冒頭でも言わせて頂いておりますので、次の更新はまたお待ちください！ (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - ルイさん» そんなドンピシャは凄いですね！笑 さすがに笑ってしまいますね笑 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
きよら - 更新すげー楽しみにしています (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月31日 8時
