32話 ページ35
クラピカがお風呂から上がってきた。
少し汗をかいているようだった。
まぁあったかかったもんね。
クラピカとレオリオが目を合わせた。クラピカは疲れてるのかレオリオのキメ顔にギョッとした目でみた。
ゴンは苦笑いをし、何かを思い出したような顔で私を見た
ゴン「そういえばさ、Aのご両親は？」
あ、そういえば言ってなかった。
貴方「他界したよ。4年前に」
クラピカ「……」
ゴン「なんか……ごめん」
貴方「ええ？！全然いいよ！」
キルア「…両親ってどういう仕事してたんだよ」
貴方「え？！どういう……ん〜お父さんは元々戦人だったらしいけど…まぁ一族全体が移動してからは……何してたんだろお父さん」
キルア「っておい！」
貴方「まぁーいっか！」
レオリオ「一族って言うのはなんなんだ？」
貴方「あれ？言ってなかったっけ？」
レオリオ「ん？何をだ？」
クラピカ「A、言ってなかったのか……」
レオリオ「だから何がだよ！」
貴方「あたし、クルタ族の生き残りだよ」
ゴン「うぇ？！」
キルア「うっそ？！」
レオリオ「きいてねーよ！！！」
今の3人の顔、めっちゃ似てる。
貴方「じゃあ、あたしの話。してない……かな。
あしたの話しよっか。」
全体に緊張が走る
あたしはね。ただ生きたかっただけなんだ。
ただただ、生きるのに必死だった。
貴方「これは4年前のこと」
ーーー
ルクス地方のとある森林の中、そこにひっそりとあたし達は暮らしていた。
一族は子供も大人も含め128人。
あたしは金髪内巻きくせっ毛のお母さんと茶髪ダンディーヘアのお父さんの元に生まれた長女。
一人っ子だったあたしはよく近所の子と遊んでた。
旅団襲撃は、ちょうど夕方。あたし達が家に着いた時だった。
貴方「あのねお父さん！さっきこんな大きいきのこがね！歩いてたの！」
あたしはお父さんの胡座をかいた膝の上で大きく手を広げて説明した。
父「あはは！A、そんなきのこが歩いてたら村中びっくりだぞ！」
貴方「……本当は、小人のおじさんがね」
父「小人？」
貴方「うん。小人のおじさんがこっちみて「はやく！はやく！」って言ってたんだ」
父「……それで、その小人さんはどこにいたの？」
貴方「東の花の近くだよ」
あたしの「東の花」にお父さんはやけに青ざめた。
すると今度は母が目を真っ赤に染めてこういった。
母「……あなた、結界が壊されたわ。」
まだ7歳のあたしには全然理解できなかった。
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アヤミ(プロフ) - ルイさん» 自分からバラしてしまいましたね笑 (2019年3月12日 8時) (
レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - アヤミさん» あ、しまった 体重がばれてしもうたわw (2019年3月10日 23時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - きよらさん» 更新させて頂きました！楽しみにして下さりありがとうございます。しかしながら私はゆっくり更新であると言うことは冒頭でも言わせて頂いておりますので、次の更新はまたお待ちください！ (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - ルイさん» そんなドンピシャは凄いですね！笑 さすがに笑ってしまいますね笑 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
きよら - 更新すげー楽しみにしています (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月31日 8時
