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「先輩、ここ私の家ですが……」
「おう！」
「布屋さんは？！」
私は呆然と自分の家を指さし、先輩を見てそう言った。すると先輩は真剣な表情で答えた。
「だって、バイク乗るのにスカートはやべぇだろ」
確かにやばい。でもバイク乗る予定なんですね。先輩。それもそれでやばいです。
「まぁ、いいから着替えて来なね？」
先輩はそういい私の顔を覗き込んだ。
私は小さく返事をして、玄関をくぐった。
そして、振り返った
「今日、夜7時から習い事があるんですけど、買い出し何時ぐらいまでかかりますかね……？」
小さくそう聞くと、「え！全然だったら今日じゃなくてもいいよ？」と先輩。でも今日行きたいって気持ちはわかるからそれは断った。
「……ならさ、そこまで送ろうか？夜飯！うちで食べればいいし、妹たちもそうすると喜ぶと思うし！
なんなら浅田さんが準備してる間、
その言葉に胸が高まったのは、例年より7度高いからだろうか。それとも、この小さな感情が揺らめいたからだろうか。
私は小さく頷いて家に入った。
ど、どうしよ！これは勝負日ってやつだ！
家に入ると急いでクローゼットを開けてリュックにレッスンの準備物を詰めて、服を選んだ。
至ってシンプルなグリーンのロゴTシャツと薄い水色のワイドパンツ、銀のネックレスにした。
短い髪を外ハネにして横髪だけ外巻をした。ケープで少し固めて、ヘアセットを終えた。
「か、可愛いかな？どうだろ……」
そのまま荷造りを続け、15分ぐらいしたところで外のバイクが止まった音が聞こえ外を出るとそこにはバイクに乗った先輩がいた。
その立ち振る舞いがあまりにも愛おしくて、私は思わず見惚れてしまった。
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アヤミ(プロフ) - 天狐さん» 指摘コメント恐れ入ります。修正と共にお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう精神ともに気をつけます。 (2021年10月3日 6時) (
レス) @page5 id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
天狐(プロフ) - ページ5の三ツ矢のバイク、バブじゃなくてインパルスです… (2021年10月2日 23時) (レス) @page5 id: dd864c9e93 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 。さん» コメントありがとうございます！気になるように制作出来て良かったです！ (2021年9月11日 21時) (レス) id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
。 - ア''ア''ア''ア''ア''！！！！続き気になる！！！どうしてくれんだよ(？) (2021年9月11日 8時) (レス) id: 9fc44877f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年9月2日 11時
