【D!】隠しコマンドに恋なんて｡《os》

コマンド1 ページ1

秋ももうすぐ冬になろうとしている11月｡

学校から帰って部屋に戻り、マフラーと手袋を脱ぎ捨てベッドにダイブした

学校という監獄はストレスの源だ。はっきり言って家で勉強した方が成績は上がる。無駄な頭使わないし



30分ほど身をベットに任せ休憩した

さて、そろそろするか


ベッドから体を起こし、セーラー服と黒タイツを脱ぎスウェットに着替える


そして、鞄を開くのではなくパソコンの電源をつける



毎度お馴染みゲームの時間。これの為に生きてるわ。ほんとに。ただいまゲーム


人ころすって中々にハードだし、頭使うけどゲームはストレス解消のひとつだ




2時間後………




「………はっ！？私としたことが寝てしまった｣



ドン勝出来ずに2位で自爆して行き場のない怒りを鮮明に覚えている｡いやぁ、なぜあそこに地雷を置いたのだろうか


目の前の画面は長時間動かしてなかったせいか画面が黒くなってしまった



「そろそろお母さん帰ってくるから、一応再起動して落とすか｣


真っ暗な画面にクリックした瞬間、今までしていた荒野のゲームとは違う画面が出てきた


"肌が見る見る白くなる！？魔法のパック！"


広告か、うざいな
そんなつけるだけで白くなるのならこの世に売りさばかれているだろ。日焼けの概念なんてなくなるだろ

馬鹿馬鹿しい広告を消そうと右上の×ボタンを押した



「あれ、間違ったかな｣


開いたはずのページには違う広告のページがでてきた



"誰も知らない隠しコマンド"



変なところでも押してしまったか。早くしないとゲームが初期化なってしまうかもしれない





しかし、その時思い出したのだ





このゲームに、広告というものはなかったことを

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