【文スト】視力検査という現実から逃走しようと夜更かししたらトリップしちった☆

当てるべきか否か ページ21

琴音side

谷崎「すンませんでしたッ！」

敦「へ？」

谷崎「その試験とは云え、随分と失礼な事を」

琴音「失礼な事されたっけ？敦君」

敦「いや、全然されてなかったと思うよ」

国木田「何を謝ることがあるあれも仕事だ谷崎」

太宰「国木田君も気障な決まってたしねぇ」

琴音ウンウン

太宰/琴音『独歩吟客』カッ
国木田「ばっ…違う！」

国木田「あれは事前の手筈通りにやっただけで」

ププッ、腹痛い

国木田「ともかくだ小僧、小娘。貴様も今日から探偵社が一隅ゆえに周りに迷惑を振りまき社の看板を汚す真似はするな」

琴音「え？既に駄目な人居ますよね」

国木田「……なあ太宰」

琴音「ほら」

太宰「あの美人の給仕さんに、『死にたいから頸絞めて』って頼んだら応えてくれるかなあ」

国木田「黙れ、迷惑噴霧器」

与謝野さんに解体されたらいいのにね！！

谷崎「ええと、改めて自己紹介すると…ボクは谷崎。探偵社で手代みたいな事をやってます」

うん、知ってる

谷崎「そんでこっちが」

ナオミ「妹のナオミですわ」

ナオミ「兄様のコトなら…何でも知ってますの」

敦「き、兄妹ですか？本当に？」

ナオミ「あらお疑い？勿論どこまでも血の繋がった実の兄妹でしてよ…？このアタリの躯つきなんてホントにそっくりで…ねえ、兄様？」

敦「いや、でも…」

琴音「私も自己紹介した方が良い？」

皆 うんうん

琴音「私は志都美琴音だよ、あと2人友達がいるんだけど、行方不明(笑)になった！多分そこら辺に居ると思うから心配しない！！」

ナオミ「それで良いのですか？」

琴音「うん！全然良い！」

絶対みんな「えぇ…」って思っただろ！

敦「そういえば皆さんは探偵社に入る前は何を？」

太宰「何してたと思う？」敦「へ？」

太宰「なにね、常番なのだよ、新入りは先輩の前職を中てるのさ」

敦「はあ、じゃあ…」

敦「谷崎さんと妹さんは…学生？」

谷崎「おっ、中ッた凄い」

ナオミ「どうしてお分かりに？」

敦「ナオミさんは制服から見たまんま、谷崎さんのほうも＿齢が近そうだし勘で」

太宰「やるねぇじゃあ国木田君は？」

琴音「うーんとね、学校の先生！！」

太宰「そう、元学校教諭、数学の先生」

敦「へええ！」

太宰「じゃ私は？」

ここ、中てるか？てか、前云ったね、私

琴音「太宰さん、耳貸して……ポートマフィア、でしょ」

太宰「ふふふ、正解」

敦「え！中てたの！？ななじゅうまん…」

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もう、これ私(志都美)主人公！←は？ ○ね→←志都美を倒す武器はどれにしよう…

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