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ピンポーン
昼間、いきなりインターフォンがリビングに鳴り響いた。
ベッドだ！
期待に胸を躍らせてモニターを確認した瞬間、
ひゅっと息が喉から漏れた。
ユンギオッパだ。
どうしよ、居留守使う？
どうせでなくてもバレない。
ってか、私を訪ねてきたかどうかも分かんないじゃん。
うん。無視だ、無視。
YG「おい、A！いんだろ？分かってんだよ。早く開けろ」
、、、ダメみたい。
部屋に入って来たユンギオッパは
ぶっきらぼうにソファに腰を下ろした。
YG「座れ」
隣を顎で指すオッパに逆らえるはずもなく隣に腰を下ろした。
YG「お前さ、どれだけの人間に迷惑かければ気が済むわけ」
あ「、、、迷惑なんてかけてない」
YG「それ本気で言ってんのか？」
鋭い目つきに言葉が喉につっかえて、首を縦に動かすことで返事をした。
YG「、、はぁ。ほんと、お前のそういうとこ心底嫌いだわ」
あ「っ、、」
前髪をクシャリと握って深いため息をつくオッパに心臓がドキリと大きく打った。
キュウっと胸が締め付けられて痛い。
、、私、オッパに嫌われてたんだ。
オッパもみんなと同じなんだ。
あ「、、、嫌いなら私なんかに構わなければいいじゃん」
YG「はぁ、そうやって簡単に見捨てられないんだよ、大人は」
あ「、、なんで」
YG「どんなにクソガキでも守らなきゃなんねぇの、大人には未成年の代わりに責任を負う義務があんだよ。それが分かんねぇうちはクソガキのまんまだぞ、お前」
「盾になろうとしてくれてる。」
ソクジンさんの言葉が頭に響いて、
なんとなく伝えたかった意味が今、分かった気がした。
それと同時に「ソクジンさんの方がよっぽど作曲家らしい表現を使う」なんて皮肉を思い浮かべる私はやっぱりクソガキなのかもしれない。
YG「A、そろそろ自分が恵まれてるってことに気づけよ、」
息の多い、呆れ果てた声だった。
「失望」
私がオッパに見限られた瞬間。
オッパは部屋を出て行ったかと思うと
大きな荷物を持って帰って来て、テヒョンアとジョングガからって私に押し付けた。
中身は着替え、教科書、タッパーに入ったお父さんの料理なんかが入っていた。
YG「もうちょっと周り見れるようになれ」
、、生きるってめんどくさい。
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ruru_chandayo00(プロフ) - 続き待ってます！ (8月7日 10時) (
レス) @page31 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
シャシャ(プロフ) - 続き見たいです>< (2022年6月30日 16時) (レス) @page31 id: d9047304dc (このIDを非表示/違反報告)
琳那-RINNA-(プロフ) - かえでさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません。私も自分自身の反抗期を思い返しながら、今更ながら当時見放さないでいてくれた方々に感謝しています。素敵なコメントありがとうございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2021年8月8日 13時) (レス) id: 9dd487a618 (このIDを非表示/違反報告)
琳那-RINNA-(プロフ) - ルイスさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません！素敵なコメントありがとうございます！本当に嬉しいです。これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2021年8月8日 13時) (レス) id: 9dd487a618 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - はじめまして！このお話本当に自分の反抗期のことを思い出して涙を流しながら読ませて頂いてます！本当に面白いです！続きが気になります！ (2021年8月6日 23時) (レス) id: 2feed9c459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳那ｰRINNAｰ | 作成日時：2021年4月4日 1時
