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「何処に行くの？」
「んー、内緒だな」
どこか楽しげにそう返され、あまり見たことのない外の景色をまた眺めていた。
「悪いがここからは目、閉じててくれねぇか？」
「え、わかった」
言われるがまま目を閉じ、暗闇の中で車に揺られる感覚をただ感じるのみ。
するとどこかに車を停めたのか目を閉じていながらも分かった。
「そのまま目は開けるなよ」
「うん」
そういうと、彼は運転席を降り、私が乗ってる助手席の方のドアを開けた。
外の風が肌にあたる。
「車、降りれるか？」
「たぶん……」
まだ目を開けることは出来ないらしく、彼の手といつもの感覚を思い出しながらゆっくりと地面に降りた。
「やっぱこのまま歩かせるのも危ないか。ちょっとだけ我慢してくれ」
「え？ ……わっ」
急に身体が浮かされた為一瞬驚いたが、すぐに横抱きにされたのが分かった。
「何処にいるのか全然分かんない」
「だろうなぁ。目を開けてからのお楽しみってことで」
「まだ開けたらダメ？」
「ダメ。もう少し待ってくれ」
「わかった」
彼に運ばれながらそんな会話を続け、大人しくされるがままにいた。
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伍-ﾌｭﾝﾌ-(プロフ) - ねこみさん» こちらこそありがとうございます！番外編の方と一緒にお楽しみくださいませ^_^ (2019年8月12日 0時) (
レス) id: 31ecc80710 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみ(プロフ) - 続編待ってましたありがとうございます！！！ (2019年8月11日 23時) (レス) id: 29d0084305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伍-ﾌｭﾝﾌ- | 作成日時：2019年8月11日 20時
