天界からの救世主14【暗殺教室】

E組、お兄さん ページ17

花束を買った翌日の学校で。

生徒たちはみんなから集めたお金で買った花束をイリーナに渡し、烏間先生にプレゼントするように言った。


イ「…！！！あんたたち…！！！」





しかし、イリーナからの花束に、烏間が何やら失言(自覚無し)したらしく、職員室から出てきたイリーナは盗み聞きしていた生徒をにらみながら学校を出て行ってしまう。



『…だから言ったじゃないですか。そもそもイリーナ先生だハニートラップのプロだったとしても、あの鈍感すぎる烏間先生が振り向くわけがなかったんですよ。…はあ、では、僕は帰ります。みなさんも、お気を付けて帰路についてくださいね』


イリーナに怒られたE組生徒は教室に集まっているところをAにとどめを刺すようなことをされていた。
スタコラと帰っていったAの背中を追うこともしなかったE組はまたイリーナについて話す。


片「ねえ、ビッチ先生と連絡ついた？」

矢「ううん。ケータイも繋がんない」

「まさかこんなんでバイバイとかないわよね」


「そんなことはないよ。彼女にはまだやって貰う事がある」


「だよねー。なんだかんだいたら楽しいもん！」


「そう。君たちと彼女の間には十分な絆が出来ている。それは下調べで確認済みだ、僕はそれを利用させてもらうだけ」



「「ッ……！！！？」」


連絡の取れないイリーナの安否を心配しながらも駄弁っている生徒の中に突如現れた男性。
自然に、空間に溶け込むように入ってきた彼を生徒たちが認識するのには、時間がかかった。


渚「あなたは…、花屋の……」


花束を買いに行った生徒は、見たことのある顔に驚いていた。

彼は、確かにあの花屋のお兄さんだったからだ。









「僕は【死神】と呼ばれる殺し屋です。







いまから君たちに授業したいと思います」

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