天界からの救世主7【文スト】【ちょこっと名探偵コナン】

過去は振り替えるものじゃあない。未来に向けて復習するものだ。 ページ41

レ「……別にもうどうでもいい。俺の処罰は任せた」


重要なのか過去ではなく未来にある。
レイジャントは多分そう言いたいのだろう

『…まあ、それは俺も同意見だ』

零「!?天界長!?」

零はそうレイジャントに返した言葉に動揺した

『過去は振り替えるものじゃあない。未来に向けて復習するものだ』

羅「復習…」

『過去で自分がしてしまった失敗を糧に前に進む、もう二度と犯した過ちを自分が繰り返さぬようにな』

太「…日本にはこんなことわざがある。≪失敗は成功のもと≫それに近い考え方だね、零くんの上司さんは」

『ただ、過去を見て間違っても復讐する、ということのないようにな」




｛復習｝と｛復讐｝


言葉の読み方が同じでも意味が全く違う言葉



『いいな、レイジャント。過去を振り返り復讐ではなく、復習をしてお前は俺の部下として俺の役に立て。これはお願いではなく、お前にとっての上司としての天界長命令だ』

レ「…仰せのままに。天界長」





そんな天界人組のやり取りを見て聞いて傍で体験した中也と太宰は

太「…やっぱり私達とは次元が違うね。説得する方法があんなに平和だなんて。
それに、ただ相手が折れて終わるのではなく零くんの上司さんの言葉一言一言が身体に違和感なく溶け来むようだったよ…中也？」

太宰がAの説得の感想をペラペラと喋っている時、中也はずっとAの方をボウ…と見ていた

太宰はそんな中也の異変に気づき、声をかける

すると、中也はポロッと口からこんな言葉を漏らした

中「…やっぱAはすげぇ奴なんだな…」

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