天界からの救世主7【文スト】【ちょこっと名探偵コナン】

御伽噺のようなお話 ページ2

羅「聞いたことがある……！俺ら天界人は自分の身につけている物、特に大切な人からの貰い物等に無意識的に自分の能力とか生命力が宿る事があると……！」

中「っ！」

バッと中也は羅衣の顔を見る為に振り向いた

羅「そして貰い物の相手をどれだけ思っているかで宿る力は変わってくる……！」

じわじわと羅衣の表情に喜びが出てくる

そう。Aは中也の事をこれでもかというほど愛していた

そして中也から貰ったピアスもあの時からずっと付けていたのだ

中「……よし、よしよし！羅衣！このピアスでAを助けるぞ！」

羅「はい！」

ガシリと2人は力強い握手をした





遠目で見ていた2人

安「……成果はなさそうだね…」

コ「今日の所は帰ろう」

結局、距離が離れすぎていたためあまり情報は得られず、帰ることにしたのだった

この行動で中也や羅衣に見つからずに済んだのだから良かったとはおもうが。



チチェリス名義で建てた家に中也と羅衣は来ていた

え？鍵？羅衣がピッキングで……なんでもないです


リビングで中也と羅衣は話し合った結果








中「よし。俺の世界に戻ろう！」


となったのだった

ここよりファンタジーな世界の文豪ストレイドッグスの世界

Aを助ける手掛かりを見つけるのにはあっちの方がいいと思ったからだった

羅「は、では転送しますね。失礼します」

控えめに中也の腕を掴んだ羅衣はこう唱えるのだった




羅「“転送”」



ｼｭﾝｯ…

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