天界からの救世主30＿＿＿異色な孤独龍の追憶【オリジナル】【過去編】

加入、トントン ページ27

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『そして次の「天界への加入」については賛否両論出てくる話だろう。しかもお前らに後悔するにはあまりにも穴抜けな内容なために大きく公開はしない…だが、俺はこの考えと方向性を変えるつもりはない。


最近本部で話題に出る一人のOHPを知っているか』

「あの中級なのに知能も武力も申し分ないという…」

「結構厄介だって聞くぞ？」

「俺らの同志もどれだけやられたかわからねぇくらいだって聞いたな…」


ざわざわと隣同士で顔を見合わせながら情報をすり合わせる部下達。
やはり重鎮らだけではなく最早噂という情報は本部全体にまで広がっていたようだ。


『そいつは俺が見つけた。


…確かに敵に回れば厄介だろう。おそらくお前ら一般部下では絶対と言えるほど手に負えないくらいの力量とみている。


うちの零でトントンかもな』

零「そこは俺の方が強いってお世辞でもいいんで言ってもらってもよろしいでしょうかね。俺の顔立たなすぎてもはや可哀想なんですが」

『で、だ』零「話聞いてくださいよ」


隣で零が何か言っているがガン無視。
今は彼の合いの手(？)に付き合っている隙は無い。



『一方的にだが俺がコイツに会ったのは一度のみ。その後は会っていない。一度会ったところで待ち伏せしたが来るような気配はしなかった。

…まあ、、おそらくだが次会うようにする手段には目星がついているから特に問題は無いが、この話はまた別だ。




何故俺がこいつに執着しているか、分かる奴は？』


手に持っている書類の盗撮写真をぱしぱしと叩きながらぐるりと講堂室内を見渡した。

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ラッキー新天界組メンバー

零

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