ガサガサガサ、握手 ページ42
ガサガサガサ！！
マ「！？」
花「マ、マイキー君！！」
マ「たけみっち！？」
真「無事だったか！」
草を搔き分ける音で表情を強張らせたが彼らの前に現れた武道に三人はほっとした。
それと対比されるように武道は周りの光景に顔を青くさせている。
場「おいたけみっち、どこにいた。どうやってここに、、」
花「なんか、男の人たちに連れ去られて、、捕まってたんですけど、霧矢君に似たすごい顔の整った男の人が逃がしてくれたんスよ…！！あの人だれなんスか！」
場「知らねぇよ((」
花「それでここに戻って来て、、…？霧矢君、？」
真「っ、」
武道は真一郎の腕のんかにいる霧矢の姿をみて呆然とした。
あんなに強かった霧矢が、青ざめた顔で、瞳から光を消してしまっていたから。
経緯や状況を知った武道は泣いた。
それはもう大きく、ひどく泣いた。
未来で言われていた通りに、彼は成り果ててしまったのだから。過去に来ても変わらなかった。
そしてそれをもう二度と変えられないことに、ひどく絶望したのだ。
花「ごめん、、、ごめんなさい、、！！！」
その日、彼の身体をどうすることもできない彼らは泣く泣くその場に置いていく。
彼が見つかる翌日、未来にそのままの光景を記されている状態のまま。
元ある未来と変わったことは「場地がいる事」「警察と対峙していた犯罪組織のボスらしき人が死んだこと」
ボスが死んだ。これで二度とこの犯罪組織は動かないだろう。
本来の目的「霧矢を死なせない事」をクリアできなかったこの結果で、武道が未来に帰ったとして、どうなっているだろう。
でもこれ以上ここに居てもできることは無い。本来霧矢救出を目的で帰ってきた。
結果はどうあれ、武道は帰らなければならない。
どんな結果になろうとも。
＿＿未来が変わってい無かろうとも。
武道は酷い顔のまま直人に会いに行き、握手をした。
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ちるちる(プロフ) - お疲れ様です！めっちゃ面白くて、一気読みしちゃいました(´>∀<｀)ゝついに過去編…！！楽しみです！！ (2022年12月5日 2時) (
レス) @page50 id: ace1fac0f2 (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶＊(プロフ) - お疲れさまです！過去編…まさか最新話の話が…楽しみにしてるので遠慮なく長期間更新停止しちゃってください！！ (2022年11月25日 21時) (レス) @page50 id: 6f7ecd9a26 (このIDを非表示/違反報告)
黒月(プロフ) - ついに過去編…しかも完全オリジナル…!!純粋に楽しみすぎるので待ってます!この作品がきっかけでネッ友が出来ましたので忘れることは無いのですし、更新情報が来たら多分飛んできます()いつも通りですが無理はなさらず、またお帰りになる日を楽しみにしています!!! (2022年11月25日 20時) (レス) @page50 id: e117f8682f (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - お疲れ様です！更新のお話わかりました！いつか帰ってくるまで待っていますね！また楽しいお話を見るのを心待ちにしています！ (2022年11月25日 20時) (レス) @page50 id: feaa8e4abb (このIDを非表示/違反報告)
推し事中 - 久しぶりーふ。寒いですねはい、ちょっと一周してきます。（久々でお話のあらすじ忘れてしまった、不甲斐ない） (2022年11月21日 20時) (レス) id: e9819a7dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リートゥ | 作成日時：2022年10月5日 18時
