第439話 “ダークエンペラーズ” ページ40
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「皆さんにはお礼を申し上げます。おかげであの無駄極まりないジェネシス計画に固執していた旦那様を……吉良星二郎を片付けることができたのですから」
「……っ！まさかあの爆発は…！」
「お察しのとおり、私がやったのです」
ジェネシスとの戦いを終えて間もなく起きた、建物内全域を消滅させる大規模な爆発。それが、研崎の仕業だったのだ。
「エイリア石を私だけのものにするために！」
「！！」
「旦那様は、エイリア石の本当の価値を分かっていなかったのですよ。何一つね！ですからこの私が正しい使い方で、究極のハイソルジャーを創り上げたのです」
「まさか、風丸たちが…！？」
「そのとおり……」
研崎は先程の穏やかな雰囲気とは打って変わって、野望に塗れた顔で彼らを紹介した。
「それが、“ダークエンペラーズ”です！！」
「ダークエンペラーズ……？！」
「貴様、なんてことを…！」
「今日は我がハイソルジャーの本当の力を証明しに来たのですよ。彼らは、君たち雷門イレブンを完膚なきまでに叩きのめします」
円堂はぐっと拳をぐっと握り、歯を食いしばった。
「こんなの嘘だ！！」
そう叫び、円堂は風丸の方へと駆け寄った。風丸の肩を掴み揺さぶりながら、円堂は必死に風丸に訴えかけた。
「お前たちは騙されてるんだろ！？ なあ！風丸！！」
風丸が突然、円堂に向けて手を差し伸べた。円堂はその手と風丸の顔を交互に見つめ、ゆっくりその手を握ろうとした。
しかし、風丸はすぐにその手を弾いた。
「風丸………」
「俺達は、自分の意思でここにいる！」
風丸は襟元からエイリア石を取り出した。
「このエイリア石に触れたとき、力が漲るのを感じた……求めていた力が……」
「求めていた力……？」
「俺は強くなりたかった。強くなりたくても、自分の力では超えられない限界を感じていた……でもエイリア石が、信じられないほどの力を与えてくれたんだ！」
風丸はマントを脱ぎ捨てた。
「俺のスピードとパワーは、桁違いにアップした！ この力を、思う存分に使ってみたいのさ！！」
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無名(プロフ) - 鮭の神様(元 レオ)さん» こちらでもお褒めの言葉ありがとうございます！😭🙏嬉しいです〜〜〜更新頑張ります😭💪🏻ありがとうございます〜！ (2022年11月15日 18時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
鮭の神様(元 レオ)(プロフ) - 設定資料の方にもコメントさせてもらいました！ドキドキしながら読ませてもらっています……😇無理せず頑張ってください！！ (2022年11月15日 18時) (レス) id: 8332330280 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年11月4日 7時
