第046話 これが俺の“イナズマ落とし” ページ47
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「キャプテンはあの手で、シュートの痛みに耐えてる……誰も諦めようとしない……なぜッス……なぜそこまで……」
「信じてくれているからだ。俺達が点を取ってくれるって、本気でな！」
豪炎寺を見上げる壁山に、豪炎寺は言った。
「目を閉じるってことは、恐怖から逃げるだけじゃない。あいつらの信頼を裏切るってことだ！」
壁山はハッとしてまた皆を見た。
水前寺がまたも高速ドリブルで突破し、五利へパスが渡った。
「“ターザンキック”！」
「来い！──“ゴッドハンド！”」
円堂がシュートを止めた。それを見た壁山はぐっと拳を作り立ち上がった。
「いくぞ、壁山───！！」
「(みんなが、キャプテンが、オレを信じて繋いだボール……これだけは……みんなを裏切ることだけは！)」
壁山と豪炎寺が飛んだ。壁山は一瞬躊躇ったが、すぐに開き、顔を上に上げ、腹を踏み台にした。
「これが俺の───“イナズマ落とし”───！！！！」
ついに決まった。技が成功した──ついに野生中から点を取ったのだ。
それと同時に、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
フットボールフロンティア地区予選、1回戦を突破したのは雷門中だ。
豪炎寺は壁山の腹を拳で叩いた。
「まさか腹とはな！誰にも真似出来ない、お前だけの“イナズマ落とし”！」
「はいッス！」
「やったな！！壁山！！」
「みんなのおかげッス！！」
円堂が壁山とハイタッチをすると、赤く腫れ上がった手のせいでかなり痛んだ。ふーふー、と息を吹きかけて痛みを軽くさせようとしている円堂の手に、突然氷が当てられた。
「え？」
「サッカーなんかにそこまで情熱をかけるなんて……馬鹿ね」
夏未だった。夏未はそうとだけ言って背を向け歩き出した。
「馬鹿ってなんだよ！おい！」
何も言わずに去る夏未に、円堂は不満げな顔をした。
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第047話 練習は禁止します→←第045話 無駄にはならないよ
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
