第043話 選手交代 ページ44
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いよいよ地区予選一回戦が始まった。キックオフは雷門中からだ。
野生中の監督が、ターザンのように吠えた。
「ターザン先生が、この試合に勝ったらおやつ食べ放題だってさ！みんな、やるコケ！！」
その言葉に野生中のみんながやる気を出し始めた。
風丸は染岡にパスし、染岡が高くボールを上げた。
「野生中の実力、見せてもらうかァ！豪炎寺！！」
豪炎寺が高く飛び、ファイアトルネードの体制を取った。
しかし、野生中キャプテン、鶏井が飛び、豪炎寺の高さを超した。
「高さじゃ負けないコケ！」
今度は野生中の攻撃だ。水前寺にボールが渡り、攻め上がる。水前寺の高速ドリブルは、まるで野生のチーターだ。
水前寺がボールをゴール前へ蹴り、そこから大鷲がシュートを放った。
「コンドルダイブ！」
「止める──！」
「ターザンキック！」
円堂が向かった方向と逆の方向へ、五利がボールを蹴った。
「させるか！“熱血パンチ”！！」
円堂が辛うじてゴールを守り、ボールは風丸へ渡った。
そこから豪炎寺にパスが回ったが、チェックが早い。豪炎寺はすぐに三人に囲まれた。
「豪炎寺！」
染岡が攻め上がり、豪炎寺がそちらにパスをした。
「空中戦でかなわねえなら、こいつはどうだ！“ドラゴンクラッシュ”！！」
その時、獅子王がボールごと染岡を吹き飛ばした。柵に打ち付けられた染岡が土埃の中から姿を表したときには、足を抑えていた。
Aが持っていた救急箱を取り、秋、春奈と共に染岡のもとへ向かった。
「足首をひねってる」
染岡の足の様子を見ながらAが言った。
「これじゃ試合は無理だわ」
秋が言った。
「選手交代しかないか……」
ベンチにいた目金がぎくりとした。
「ど、土門くん、君にチャンスを譲ってやるよ。決してビビってるわけではないからね……」
「チャンスねぇ……」
土門が立ち上がり、染岡の代わりに入った。
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第044話 絶対ゴールを割らせない→←第042話 野生中のサッカー部
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
