● ページ14
いまいち話の内容についていけないヒソカだが、この光景が異様だというのは理解する。
というかイルミってこいつと知り合いだったんだ。とも思った。
「そうそう、お前ん家の私用艇貸してくれない？」
「えー無理。オレ弟にバレないようにしないといけないから。呼んだらバレるでしょ。」
「ツカエネー」
「もう海の上走ればいいじゃない♢」
「あー……ウン。」
一瞬ノアを見たレノルにヒソカは疑問を持つ。彼なら海の上を走るなんて可能だろうし、傍らの少女は担げばいいだろうと。
「いや、やっぱ疲れるからナシ。もう俺試験官しようかな。」
そう言うと、周囲が殺気で包まれた。
その殺気はレノルから発されているのではなく、ノアから発されている。
臨戦態勢をとるヒソカとイルミ。ヒソカはゾクゾクとした高揚感に身を震わせ、イルミは面倒だとでも言うようにため息を吐いた。
口元に笑みを浮かべたレノルだが、2人には悪魔が嗤ったように思えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如月 昴(プロフ) - 待ってます (2020年12月24日 0時) (
レス) id: f6be19e74d (このIDを非表示/違反報告)
雪寝子(プロフ) - 如月 昴さん» コメントありがとうございます〜！いずれ本人も戦う(予定)ので気長に見守ってやってください……() (2020年12月24日 0時) (レス) id: 6c23cea859 (このIDを非表示/違反報告)
如月 昴(プロフ) - 夢主の性格は好きだけど妹にやらせてるのはちょっと、本人にやってほしいな (2020年12月23日 17時) (レス) id: f6be19e74d (このIDを非表示/違反報告)
雪寝子(プロフ) - レイカさん» ありがとうございます(五体投地)頑張ります……！ (2020年5月4日 19時) (レス) id: 6c23cea859 (このIDを非表示/違反報告)
レイカ(プロフ) - え、好きです（唐突）更新頑張って下さい！ (2020年5月4日 15時) (レス) id: 2f295bf970 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪寝子 | 作成日時：2019年11月24日 22時
