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「囚人番号00、レノル・ゾッド。お前、何人の看守を殺せば気が済むのかね？」
「さァ……どいつもこいつも俺の思う通りにいかないし、生きてても意味ないと思うんだけど？」
膝にノアを座らせているレノルは、所長室の監視カメラ映像を見て愉快そうに嗤う。
ノアはリッポーから差し出されたクッキーを食べている。その様はレノルに小動物を連想させ、頭を撫でる要因となった。
「本当に酷い性格をしているね、君は。ノアが可哀想だ。お前と血が繋がっているなんてな。｣
リッポーがそう言い放つとナイフが宙を切り裂き、壁を穿つ。
「言葉には気を付けな。これは看守にも言ったよ。」
＿＿＿＿じゃなきゃそのカワイソウなノアがお前を殺す事になる。
「…悪かった。看守にも言動は気を付けるように私から言っておこう。」
それでいいという意味を込めて、レノルはにっこりと笑った。その笑みでさえ、リッポーには恐ろしく感じた。
「で、俺はアンタの何を補佐すればいい？」
映像で流れる受験者達を見遣れば、苦戦している者もいればそうでも無い者もいる。
レノルが興味を持ったのは、まだ受験者の来ていない闘技場。受刑者達が5人待ちぼうけを食らっている。
「お前も受刑者だ、なので他の受刑者と同じく足止めしてくれればいい。」
「ヘェ、それだけ？」
「ああ、それだけだ。」
暇潰しにもならなそうだし、どうせなら待ちぼうけを食らっている5人の方へ行きたい所である。
場所に関しては特に何も言われなかったため、レノルはノアを引き連れ第3次試験会場であるトリックタワーを歩き回る事にした。
「(受験者がレノルと当たらない事を祈るとしよう)」
「しかし…本当によく出来た妹だ。」
リッポーは監視カメラの映像を見ながら、クッキーを1枚口の中へ放り込んだ。
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如月 昴(プロフ) - 待ってます (2020年12月24日 0時) (
レス) id: f6be19e74d (このIDを非表示/違反報告)
雪寝子(プロフ) - 如月 昴さん» コメントありがとうございます〜！いずれ本人も戦う(予定)ので気長に見守ってやってください……() (2020年12月24日 0時) (レス) id: 6c23cea859 (このIDを非表示/違反報告)
如月 昴(プロフ) - 夢主の性格は好きだけど妹にやらせてるのはちょっと、本人にやってほしいな (2020年12月23日 17時) (レス) id: f6be19e74d (このIDを非表示/違反報告)
雪寝子(プロフ) - レイカさん» ありがとうございます(五体投地)頑張ります……！ (2020年5月4日 19時) (レス) id: 6c23cea859 (このIDを非表示/違反報告)
レイカ(プロフ) - え、好きです（唐突）更新頑張って下さい！ (2020年5月4日 15時) (レス) id: 2f295bf970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪寝子 | 作成日時：2019年11月24日 22時
