解せぬ……37 ページ9
貴方side
｢＿＿い、A！｣
『……っ、あ、ご、ごめん……』
｢これで三回目だぞ？ 大丈夫か？｣
いつの間にか半分寝ていた意識が、翔陽くんの声によって叩き起こされる。
お昼休憩が始まってからずっとこのような感じで、翔陽くんに心配されてしまった。
『大丈夫だよ。ごめんね、もう一度話してもらえる？』
｢おう！ えっとな、この前＿＿｣
翔陽くんの話を聞きながら、私は少し焦りつついた。
確かに、ここ最近寝不足のせいかぼーっとする事が増えたと感じている。
(睡眠時間を増やそうにもなぁ……)
朝から放課後まで、まりちゃんの宿題をして、放課後から勉強会。
深夜にはテスト勉強。
この一日のスケジュールをどう削ればいいのか、私は未だわからずにいた。
ーーー
｢＿＿って、おい！ また聞いてなかっただろ！｣
『……っ、き、聞いてるよ！』
嗚呼、危ない。
ぼーっとしていてほとんど彼の声が聞こえなかった。
これ以上同じことがあれば、今更だが皆を心配させてしまうことだろう。
『……ぁ、私先生に用事あるから、お先に！』
私は
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冬景色(プロフ) - かめそんさん» 初めまして。応援コメントありがとうございます！お褒めに預かりとても嬉しく思います。これからも精進いたします！ (2020年5月12日 7時) (
レス) id: e83ba022d2 (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白くて続きが気になります！更新頑張って下さい！！ (2020年5月12日 4時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬景色 | 作成日時：2020年5月9日 8時
