紅一点は16人がだいすき！4 (ページ15)

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亜「え？じゃないわ(笑)
　先輩命令だからね〜！
　ここ覚えたから、また来るから！
　じゃあね〜！」

　『ありがとうございました』

健「ありがとうございました。」

玄関で亜嵐くんにそう言うと、

亜「ほんとに一緒に居てあげなよ？
　治るってわかってても不安だし、
　小さいことで呼べないって
　無理するのがAだし。」

健「わかりました。そうします」

亜「うん。じゃ、また。」

健「ありがとうございました」

こうゆう亜嵐さんがカッコいい。
ほんとに優しい先輩だな。

部屋に戻ると、キッチンに立つA

健「なにしてんの？座ってて」

　『このぐらいできますよ〜』

健「1週間は全部けんたがするから」

　『え？』

健「ほら、座ってて」

Aをお姫様抱っこでソファーに運ぶ

　『健太さん、迷惑かけてごめんなさい。
　でもほんとに大丈夫です』

健「Aが大丈夫でも、けんたが心配。
　それとも一緒にいるのが嫌だ？」

　『嫌じゃない。でも負担かけるのは嫌です』

健「全然負担じゃないよ。
　あとで服とか持ってくるね〜
　あ、お風呂もここで入るよ？
　っていつものことか(笑)」

　『ありがとう、健太さん』

健「大丈夫。ちゃんと安静にしてたら
　治るからね。頑張ろうね。」

ソファーに座るAの前に立って
頭を撫でてあげると
腰に抱きついてくる。

健「大丈夫大丈夫〜♪」

　『健太さんはやっぱりヒーローですね』

そう言って抱きついたまま
見上げて来るA。

健「Aのためならいつだって
　ヒーローになれるよ、、、(チュ)。」

　『ん、、、』

お見舞いがわりに1つキスを。

健「今日からいつでもキスできるじゃん！」

　『やだ、しませんよ(笑)』

健「いや、絶対する！」

　『しないですって！ん！』

健「ふふっ(笑) 2回目(笑)」

　『健太さん！！』

バシバシ叩いてくるけど、
全然痛くないし(笑)
1週間楽しみだ〜！！

end