紅一点は16人がだいすき！3 (ページ10)

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　『わかりましたじゃないし(笑)
　まあまたそのうち来るわ〜！』

友「はいはい。気をつけてね」

　『そっちもね、バイバイエンジェル』

友「バイバーイ」

マンションから出て、
タクシーにでも乗るのかと思いきや
ずーっと歩くA。

　『あ〜癒された〜♪』

平「可愛いすぎた」

　『ほんとにね(笑)翔平なかなかパパだったよ(笑)』

平「Aもなかなかキッズだった(笑)」

　『ねえ、そこはママじゃないの？笑』

平「同レベだったじゃん」

　『まぁいいけど〜キャ！』

いきなり鳥が飛んでびっくりしたA。
Aは鳥が苦手だからな(笑)

　『もうやだ〜飛ぶなら飛ぶって言ってよ』

平「絶対言わんだろ(笑)」

　『こわいこわい〜』

そう言って、俺の腕に絡みついてくる。
かわいいかよ(笑)

平「タクシー乗って帰ろうか」

　『なんでよ(笑)まだ14時だよ？あそぼ』

平「どこに向いて歩いてんの？」

　『タピりに行ってんの』

平「原宿？」

　『そう』

平「電車乗る？」

　『歩けるじゃん』

平「そうだけど」

　『帰りは電車乗ろ』

平「はいは〜い」

平日とはいえ、まあまあの人通りの中を
30分ぐらい歩かされやっと原宿。

　『どこで買う？』

平「あ、ここ人気だよ？」

　『じゃあそこで買う〜』

平「ミルクティーでしょ？」

　『うん。疲れた〜』

平「買ったら帰ろ〜」

　『そうしよ〜』

タピオカを買うために並ぶ。

　『ねぇ、あれ、見たことない？』

平「あ、玲於さんじゃん？」

　『やっぱり？気付くかな？』

平「大声出すなよ？」

　『LINEしよ』
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