紅一点は16人がだいすき！3 (ページ26)

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kenta side

みんなが晩ごはんのために
いろいろ準備する中、
Aと着替えるためにロッジに向かった。

陣「健太、着替えたらすぐ戻ってこいよ」

陸「さすがの健太も今日は何もしないでしょ(笑)」

瑠「でも“キンヨク“が1番難しいって(笑)」

健「へへっじゃあね！」

こんな危ないとこでするわけないじゃん。
誰が入ってくるかわからんのに(笑)

　『2階で着替えてきますね〜』

健「うん、終わったら降りてきて〜」

　『着替えました〜』

健「あ、行きと服変わってる〜」

　『どうですか〜(笑)』

くるっと回ってみせるA。
涼しげなワンピースの裾が
フワッと舞う。

健「カワイイよ〜♪ Aはなんでも似合う！」

　『やった〜！ 1階涼し〜』

健「2階暑いの？」

　『ちょっと暑い(笑) あ〜出たくない』

健「わかる〜涼しいとこで休憩してたい(笑)」

　『もうちょっと休憩してから戻りませんか(笑)』

健「うん、そうしよ(笑) これってお昼寝用かな？」

　『ほんとだ〜！ちょっとゴロゴロしましょ(笑)』

部屋の端にあるマットに寝転んだ。

健「はい、寝にくくない？」

腕枕ってしんどくないのかな？

　『ピッタリです(笑) はぁ〜疲れた』

健「けんたも疲れた〜」

　『健太さん、ありがとうございました』

健「全然。Aに何もなくてよかった」

　『健太さんはヒーローですね〜』

健「Aだけのね(笑)」

　『ふふっ嬉しい♪』

健「いつでも助けるけど、
　どこにも行かないで欲しい」

　『わたしはずっとランペにいます』

健「ふっありがとう(笑)」

　『健太さん、眠い』

健「寝なよ(笑)」

　『ギュってしていい？』

健「いいよ、おいで」

Aが横を向いて抱きついてきた。
けんたもそれに応えるように抱きしめ返す。

健「Aまつ毛長いね」

　『え？そうですか？』

Aと目が合う。

健「＊。」
　『え、健太さん、、、』

腕のなかにいるAにキスをした。

健「愛してるよ」

　『わたしも愛してます』

健「“メンバーだから”でしょ(笑)」

　『それじゃダメですか？』

健「今はそれでいい。寝よ」

　『はいおやすみなさい』