紅一点は16人がだいすき！3 (ページ17)

今日:14 hit、昨日:5 hit、合計:114,280 hit

＿ページ17

.
.
.
　『ねぇ、OK出ると思う？』

慎「たぶん無理」

　『やっぱそうか〜』

マネージャーさんに説明すると
隣に誰かいるのか
電話の向こうで話している。

張本人のAに代われと言われたから
Aに電話を渡しにいく。

陣「A、電話代われって〜」

　『え〜、やだなぁ』

俺の膝の上に座って話し始めるA
距離感学校で習ってない人ね。

　“もしもしAです”

H“おつかれ〜俺だけど”

　“え！ヒロさん！おつかれ様です！”

H“A〜海行きたいんだって？”

　“行きたいんですけど〜やっぱダメですよね(笑)”

H“いいよ〜！”

　“えっ！いいの？”

H“ただ、条件があってさ。
　プライベートビーチとまではいかないけど
　人が少ないビーチでならOKなんだけど。”

　“わかりました！でもどこのビーチなら
　人少ないですか？”

H“それはこっちに任せてくれる？
　AのためにBBQできるようにも手配しとくし”

　“やったー！ヒロさんありがとうございます！”

H“夏休みだと思って楽しくやってきな〜
　じゃあ、詳細はまたマネージャーにでも伝えとく
　楽しんでこいよ〜！”

　“ありがとうございます！ヒロさんだいすき！”

H“俺もA好きだよ〜！じゃね！”

　“はーい！失礼します”

　『陣さん電話あざーす！ヒロさんでした！』

陣「聞こえてたわ！ヒロさんなんて？」

　『ビーチ用意してくれるって』

慎「は？ビーチ？作んの？は？」

　『バカだね。
　ビーチもBBQも手配してくれるんだよーん』

力「ってことはOK出たのね？」

　『YES！！！楽しみですね〜！！！』

リキヤさんに抱きつく。

力「うお！うん、めっちゃ楽しみだね」

　『いろいろ買い出し行かなきゃですね！』

力「ほんとだね〜ドンキかな(笑)」

平「ドンキだったら俺も行きますよ」

　『水鉄砲とか買お！』

《17人》
Aお前ら!俺についてこい!
嘘です。ヒロさんが手配してくれました。

　
ドタドタドタドタ
誰かが階段をもうスピードで降りてくる。

健「A〜！海だね！やったね！ビキニだね！」

リビングに来てAを見つけるなり
リキヤさんから奪い、高い高いをする健太。
Aは子どもみたいに喜んどる(笑)