31話 ページ35
ケースケ「電光石火時代っていうカードゲームだよ」
アキノリ「テレビでCMとかやってるあれか」
怜奈「うん！さっきもケースケくんと対戦してたけどね。ケースケくんってば、私に負けたとたん涙目になりながら言い訳し…
ケースケ「ぅわああ！！そういうのは言わなくていいから！」
ケースケは慌てて怜奈の口を手で押さえつける。
ケースケ「そ、それに一回対戦しただけだし！たまたま、怜奈が勝っただけじゃないの？」
あ、まだ言い訳しようとしてる。
ケースケくんも懲りないなぁ…。
怜奈「じゃあ、もう一回やろうよ。今度は、私が勝ったらケースケくんの持ってるカードの中で一番レアなのちょうだい」
ケースケ「ぇええ！？それはちょっと…」
怜奈「冗談だよ」
ふんわりした表情で笑いかけると、
ケースケはそれを聞くなりホッと胸をなでおろす。
アキノリ「あ、カードといえば。怜奈がさっき言ってたのと似たような怪奇案件があるんだ」
え、私？
アキノリはパソコンを開き、うすらぬらの
あるページを指差す。
怜奈「雄叫びの略奪魔…レッドベッド？」
アキノリ「そう、電光石火時代のプレイヤーからカードを奪い取る赤い帽子をかぶった少年。通称、雄叫びの略奪魔レッドベッド」
怜奈「この、雄叫びって？」
アキノリくんの話によると、レッドベッドは人を襲うときに雄叫びを上げると言われているらしい。あるいは、レッドベッドのカードバトルを受けてしまうと、ゲームの最中にとんでもないことが起こるとか。
ケースケ「あーあ、まーた始まったよ！そんな都市伝説ぜーったいウソ！ガセだね！」
ケースケの言葉を聞いて、苦笑いを浮かべていると
ナツメちゃんが首を指す。
ナツメ「あ〜んた。そういうスタンスの割にはしょっちゅうここに来てるよね〜？」
ケースケはギクッとする。
ケースケ「きょ、今日、今日はトウマと電光石火時代やりに来ただけだし！怜奈もたまたまやってたらしいから、バトルしてただけだし！！」
アキノリ「じゃあ、ケースケは置いといて、オレ達は聞き込みに出かけるか」
ケースケ「いってらっしゃあ〜い？」
私達は妖怪探偵団の事務所から
出ようとする。
怜奈「トウマくん。後で私に電光石火時代の戦略、教えて？」
トウマ「いいよ。怜奈、飲み込みが早いからすぐに出来るようになるよ」
そんな会話を交わしながら私達は事務所をあとにした。
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (
レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね！よかったら、私の小説も読んでみてください！(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります！ (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは！あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです！頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年6月17日 13時
