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30話「略奪魔 レッドベッド」 ページ34

ガララッ



怜奈「こんにちは」


私はいつものようにドアを開ける。妖怪探偵団にも、すっかり慣れたようだ。


ナツメ「あ、怜奈ちゃん。こんにちは」



怜奈「うん……あれ?ケースケくんがいるなんて珍しいね」



ケースケ「あ、まあね。今トウマとカードゲームしてるんだ」


ケースケはカードゲームを怜奈に見せてくる。



トウマくんは何か考え込んでるみたいだけど。



怜奈「あ、それ!私も持ってるよ!」



私はカバンの中に入れておいたカードケースから
たくさんのカードの束を出す。



ケースケ「マジ!?怜奈もこういうのやるんだ!」



怜奈「最近始めたばっかりだけどね」



ナツメ「それにしては、カードの量…すごいね」



怜奈の手には経験者レベルと言ってもいいほどの
カードの束がある。


怜奈「…私、こう見えてカードゲーム大好きなんだ」



ケースケ「本当!?じゃあ、やろうよ!」



怜奈「私はいいけど…トウマくんは?」



トウマ「僕はもう少し、戦略を考えてるから。後でいいよ」



ケースケ「じゃあ決まり!」


私達はカードを広げて早速始めることにした。











ケースケ「………」



ケースケは何やら真剣な表情を浮かべる。

額にはあぶら汗をかいている。




怜奈「…ハイ、終了」



ケースケ「だぁああ!!負けた!!」



ケースケはその場から崩れ落ちる。

相当ショックだったのだろう。



ナツメ「怜奈ちゃんすごいね!本当に初心者?」



怜奈「本当だよ。これ、ほとんどスターターデッキだもん。レアなやつは、ちょこちょこ入ってるけど」


ケースケ「なのに、怜奈は勝ってオレは負けた!!
おかしいよ!」


ケースケは涙目になっている。

怜奈は苦笑いをする。

しかし事実はどう説明しても変わらない。
ケースケに詰め寄られ困っていると、



ガララッ


アキノリ「お、何々?みんな揃ってんじゃん!」



怜奈「あ、アキノリくん!…助かったぁ」



アキノリ「ケースケも、ようやく妖怪探偵団としての自覚が出てきたみたいだな!」


ケースケ「…自覚もなにも、オレ入った覚えないから」


アキノリ「往生際が悪いなぁ。てか、お前達なにやってんだ?」



アキノリはケースケと怜奈とトウマを見つめる。


トウマ「…戦略を考えてる」



怜奈「私はケースケくんと対戦してたんだよ」




アキノリ「戦略?対戦?」



アキノリは何のことか分からずに首をかしげた。

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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね!よかったら、私の小説も読んでみてください!(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは!あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです!頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れいな | 作成日時:2018年6月17日 13時

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