そう考えて以来、 ページ17
貴方side
零「……姫は、魔法使いというものを知っておるかのう？」
朔間が観念したように言う
『知ってますよ。それがどうかしました？空想上の人物でしょう』
そう、魔法使いなんて実際にはいない、空想上の人物
だから私は、それを望むのを諦めた
零「いや、魔法使いはおるよ」
『うそこけ』
零「いや、本当にいるんじゃが……」
いや、私は信じないぞ←
『証拠は？』
零「そうじゃのう、これはその魔法使いが作ったものなんじゃが……」
『……これは？』
零「遠くの人に話しかけられるというものじゃよ。二つで対になっておる。今我輩が持っているのがこれと、あと予備の二つ。それは向こうの魔法使いがもっておる」
『……でもこれ、かけたら全部にかかるんじゃないですか？』
零「個体ごとに番号があるから大丈夫じゃ」
『ふむふむ。つまり全部の番号を試せば魔法使いさんにかけることができると？』
零「なんじゃ、さっきまで魔法使いは空想上の人物とか言っておったくせに」
『興味だけはあるんですよ。何しろ子供の頃からの憧れですから』
魔法使いは、騎士から姫を奪い、最後には捕まって他国へ追放される悪役だ
けれど、それでも私が魔法使いに憧れたのは……
零「姫、どうしたかの？先ほどから少し呆けておるようじゃが？」
『……なんでもありませんよ。それより朔間、その道具くれませんか？めちゃくちゃ便利そうですね』
零「いや姫、いくらなんでもそれは……」
凛「兄者、俺それほしい」
零「もちろんじゃよ凛月♡」
『……うわあ』
なんとも見事な豹変っぷりだ
『……はあ。朔間、私はもう行きますよ？また今度話をしましょう。今度は貴方の愛し子たちや、魔法使いさんも一緒に』
零「ああ、いつでも待っておるよ、姫♪」
私は小さく一歩を踏み出した
幼いお姫様は『運命の相手』を求め、→←たった一人から永遠に自分だけに送られる愛を望みました
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TOTO(プロフ) - ふっふっふ………。夢主ちゃんの鈍感度はここからやで？（なぜか関西弁）ほたる様、コメありがとうございましたぁぁぁぁぁ！！ (2017年11月18日 17時) (
レス) id: 57e9368ea3 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 鈍感がすごかったです！！可愛かったです！更新頑張ってください！！！ (2017年11月18日 14時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
TOTO(プロフ) - ｳｵｵｵｵｵｵｵｱ!!!!! またこめきたああああ！！！！ほんとにうれしい！メル様、コメありがとうございました！！ (2017年11月15日 19時) (レス) id: 57e9368ea3 (このIDを非表示/違反報告)
メル - とても面白いです！(*≧∀≦*)私、こうゆう話が好きなので、これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2017年11月15日 10時) (レス) id: 7994aa89c4 (このIDを非表示/違反報告)
TOTO(プロフ) - 御霊tさん、コメントありがとうございます！続きでは少しシリアスが入ってくるかもしれませんが……それでもよかったら！！……友達になりたi「ちょーしのんな」すみませんでした…… (2017年11月14日 19時) (レス) id: 57e9368ea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TOTO | 作成日時：2017年11月14日 7時
