ふたつのいと 5

5-39 お嬢さんと、おまかせ ページ39

5-39 お嬢さんと、おまかせ








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15分も経たないうちに着いた。






『本当にここで食べるんですか？』







�狢臂翩廚任垢�？諸々と…�瓩琉嫐�を込めて岩ちゃんさんにそう。








「うん、ここだよ。」





『そ、そうですか…』






「後で隆二さんも来るって。収録終わったら時間空くってー」





『へ、へぇ…』




コツコツとヒールを鳴らしながら、岩ちゃんさんの斜め後ろを歩く。









「肉って、ここで良いよね？」






『ここ？！えっ、遅めランチにこんな高級なお店ですか？！もっと、パパッと食べられるところでも…』






「あんね？こんな綺麗なお嬢さん連れて、マックでも入ってみ？俺の神経疑われるでしょ？」





『マックでも、ケンタでも！ファミレス行きません？！』





「黙ってついて来る！隆二さんもここに後で来るからっ。はいはい」






岩ちゃんさんは私の背中を押して、店内へ。







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店内を案内されると、あらまぁ。




個室




なんで？！個室！？






「たまにここに来させてもらってて」なんて軽く言うがんちゃんさん。







席に着くと、メニューをパラパラ見て「おまかせで」って。






「Aちゃんは？飲み物何にする？俺は、烏龍茶。」





「わ、私も、烏龍茶で」






目の前の鉄板ではシェフの方が。








「なんでも頼んで良いよー」






『さっき�爐�まかせ�瓩辰董帖�





「うん、でも食べたいのあったら頼んで」







『私も、おまかせで、』





「だそうです」




目の前のシェフにそう、少し笑いながら。

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