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暗いネアポリスの町には赤、黄色、緑などの様々な色の明かりが灯りその美しい街並みをよりいっそう引き立てている
その明々とした明かりの届かぬ路地裏で一人の少年がしゃがみこみ、何かブツブツと呟いていた
「ルシェロ...ルシェロ、聞こえるか。俺だ、ジーノだよォ」
ジーノというその少年はすがり付くように手に握った携帯電話に話しかける
「なぁ、ルシェロ。動いてるぜェ〜...アイツら、俺たちを探ってるよォ」
『そうか＿だが俺たちはもう引き下がれねェ。ここまで来ちまったから、なァ』
電話口からは低く、だが澄んだ声が焦る様子を見せるジーノを落ち着かせた
ジーノは側に倒れている男達を足で蹴り飛ばすと電話の相手であるルシェロへ向かって大声を上げた
「ルシェロ！俺頑張るぜェ〜！ルシェロが居れば俺は、何でもやれるんだ。俺がアイツらを、"A達"を始末してくるよ！」
『A...A・サングリア＿忌々しく、血に汚れた家族殺しのあの女...』
「そうだぜ、ルシェロ。アンタの敵を俺が」
ジーノの発したAという名前にルシェロは憎悪を露にした口調でブツブツと呟いている
ジーノは言い聞かせるような口調で始末するという意思を伝えると電話を切った
すると、彼は先程の蹴り飛ばした男たちへ冷徹な瞳を向ける
「よくもテメーら...ジョルノへ俺のメモをバラしてくれたな」
「あががが」
「テメェよォ〜〜！！俺に許可なしで喋ってんじゃあね〜〜ぞコラァッ！！」
知性の欠片もなく、ただ呻き声をあげるしかない男たちに突然キレたジーノは近くに倒れていた男の髪を掴み、引っ張り上げた
彼の背後には突然大量の虫のようなものが現れる
それは彼にしか見えない幻想の虫
「パラサイト・デイ、壊しちまえ」
ジーノが腕をクロスさせ拳をぐっ、と握りしめると男たちの体がまるで風船が割れるようにパンッ、パンッと次々に破裂した
その破裂した男たちはネアポリス地区チームの武器チームの足跡を探っていた者達だった
破裂した内臓などを踏まないように路地から出てきたジーノは空を見上げて手を組むと徐に神へ祈り、人々の雑踏のなかに消えた
＿忌々しいスタンド使い、A・サングリアを殺すために
空にはこの世のものとは思えない程美しい満天の星空が瞬いていた
＿
ジーノ・ダバンディ(16)
武器チームのメンバー
スタンド_パラサイト・デイ
能力_不明
＿
ルシェロ・ヌオターレ(18)
武器チームのリーダー
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泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» 護衛チームでナランチャの絡み多数ですね！了解しました(^^) (2018年11月25日 18時) (
レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - 泡沫(ひゅーず)さん» ありがとうございます！字数制限で書けなかったのですが当方ナランチャ推しでして厚かましいのですが絡みを多くというのもリクエストに追加してもよろしいでしょうか？無理でしたら構いません！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» はしまきさん初めまして〜！ホントに勿体無いお言葉ありがとうございます！リクエスト了解です、ありがとうございます！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - はじめまして、こちらの作品とても楽しく読ませていただきました(^-^)もうすでに他の方が言っているのですが本当に原作を読んでいるかのようでした！もしよろしければ護衛チームと夢主の絡みがみたいのですがリクエストよろしいでしょうか？更新、がんばってください！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - nagiさん» nagiさん初めまして！ミスタホントに好きなのでカッコよく書けるように頑張ってます(笑)リクエスト了解です！(^^) (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいみ | 作成日時：2018年11月14日 22時
