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朝、いつもと同じように家を出ていつもと同じように通学路を歩く
そんな普段と変わらない今日も呑気に校門を通り抜けようとしたときだった
「っ、きゃっ…！」
《おいおい、星高の女子が1人なんて危なっかしいんじゃねえのー？》
《こんなの狙ってくださいって言ってるようなもんだろ(笑)》
「ちょっと…！離してください…！」
突然後ろから引かれた手に反動で振り返ると、見知らぬ誰か
顔に怪我をしているのを見る限り…こっち側の人間であることは間違いない。きっと、星条南高校を良く思っていない人達だろう
学校までの道のりだから大丈夫だと油断していた
だってまさか敵陣に乗り込んでくる人がいるなんて思わなかったから…！
《餌があんのに離すバカがどこにいんだよ》
《大人しくしてろ！》
「痛っ…」
握りしめられた手首に爪が食い込むように痛い
どうやって切り抜けよう、必死に脳内をフル回転させていた時…目の前に立っていた男が吹き飛ばされる
《ってぇな！！》
檜山「人のものに手を出す意地汚いクズは嫌いなんだよね」
黒田「女の子に乱暴なことするなんて男としてダサいんじゃないのー？」
目の前の男を蹴り飛ばしたのは檜山で、私の腕を掴むもう1人を引き剥がしたのは黒田だった
男達は舌打ちをし、そそくさとその場から立ち去っていくのを見る限り…本気で喧嘩をするつもりはなかったみたい
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夕月ハノ(プロフ) - 面白いです！更新まってますね (2022年1月30日 19時) (
レス) id: 6cf6ea60b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優風翔
| 作成日時：2021年9月26日 0時
