万事屋の愛され新メンバー

46話 ページ48

沖田side

花束を片手に俺は万事屋に向かった。



周りの雌豚共がちらちらこっちを見て何か話していたが今はそんなの関係ねー。



……あれ？つーか女ってみんなあんなに同じ顔してたか？美晴さん以外の女が全員へのへのもへじになってらァ。こいつは重症だ。



そうこうしてるうちに目的地である万事屋に着いた。





総悟｢………｣


万事屋に不法侵入なんてもう何回もしてきているのに今日は何故が足が進まない


総悟｢……くっそ｣








銀時｢……あれ？総一郎くん？｣


背後から聞き覚えのある声が。


総悟｢……！？旦那！？｣



銀時｢あ〜〜、その、あれだ、ジャンプ買ってきて今帰ってきたとこなんだよ。｣


総悟｢なんだ、そうだったんですねィ。なら旦那がいないうちに入れば良かった｣



銀時｢あからさまだな！！！……なに、お前は美晴に会いに来たわけ？｣


総悟｢へい。｣


銀時｢え、待ってその手に持ってる花束はなに？｣



総悟｢これは……美晴さん…に…｣



銀時｢待って待って待って、総一郎くんってそういうタイプだったっけ！？！？キャラ設定ブレてない！？｣



総悟｢……っ、俺だって分かんねぇんでさァ！女なんてみんな同じはずだったのに…くそっ｣




銀時｢……沖田くん、美晴に本気なのか？｣




総悟｢本気って何がですかィ？｣




銀時｢だから、美晴のこと本気で好きなのかって聞いてるんだよ｣




総悟｢すき……？…は？｣



銀時｢……え？｣



銀時｢無自覚なわけ？え、もしかして恋とか分からない〜とか言うんじゃねぇよな！！！？？｣



総悟｢……っ、バカにしないでくだせェ。俺だって恋愛くらいしたことありやすよ。元カノ20人でさァ｣



銀時｢(あ、これしたことないな。…18歳だし無理もねぇか？)｣




銀時｢んで、結局美晴のことどー思ってるわけ？父親としてはあいつを総一郎くんに渡したくはないんだけどね｣



総悟｢父親…なんて思ってないですよねェ、旦那は。｣



銀時｢………｣




総悟｢(旦那の目つきが変わった。やっぱり親子関係なんてこれっぽっちも思ってねェな)｣








ガラッ



旦那と話し込んでいたら、万事屋の扉が開き 俺が会いたかった張本人が出てきた。




美晴｢銀ちゃん遅いな〜…っ！？お二人共なにして…！｣









やっと、会えた

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