ママを守って ページ25
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零「他に何が願いです?」
A「航の願いを叶えてほしい…私より航の願いを…」
零「よく言う…航君の願いはただ一つ、あなたが幸せになる事。
あなたが毎日笑顔で、自分と一緒にいる事、
それ以外にあるわけないじゃないですか」
零の言葉にAは
そんな事まだ幼い航が
思うわけないと反論するけど…
零「僕にいてほしいと言ったのはそう言う意味です。
あなたが無理してる事に、彼が気づいていないとでも?」
A「……」
零「彼は僕に言ったんだ、“ママを守ってっ”て。
そんな彼の思いもあなたはなかった事にするつもりですか?」
A「航が?あなたに?」
零「だから僕は彼の思いも背負って、何度もあなたに
プロポーズをしているんです。あなたは僕に守られてれば良いんだ」
零がAに近づいて
その体を抱きしめる
いつもなら振り解くのに
Aはこの日
零からの優しさを
その決意を、本気を、
拒まなかった
零からの愛を拒まずに
なすがままに受け入れたら
すごく肩の力が抜けて
心が穏やかになったのを感じた
後日、航と3人で食事した際
Aに指輪を渡しながら…
零「結婚しよう」
いつもの言葉を伝えた
Aの隣にいる航が
満面の笑みで
「ママ良かったね!これでみんな一緒ね!」
って言うから……
A「お願いします」
受け入れた
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作者名:砂希流 | 作成日時:2022年9月24日 16時