バカ息子 ページ8
、
A「え?そんなことないと思いますけど。
この間言い合いしたってのは聞きましたけど…」
由美「美和子の息子からしょっちゅう聞くの。今日は
給食のパンで遊んでて航君が注意した、とか。みんなが
大縄やろうとしたらうちのバカ息子が大縄に巻きついて
遊んでてみんな困っててそれを航君が引っ剥がしたとか…
本当誰に似たんだか、あのバカ」
初めて聞くエピソードばっかりで
驚いてしまって…
っていうか、なんか……
A「エピソードがうちの真ん中にそっくり」
由美「え?真ん中?」
美和子「下に双子の男の子がいるんだって」
由美「へー。え、じゃぁ他のクラスの保護者会も出んの?」
A「そうなんですよ…」
由美「大変だねー」
由美さんもすごくフレンドリーで
良い人で安心した
航の話を聞いた時から
ご挨拶したいと思ってたから
これだけで保護者会に来た甲斐があった
由美「それにしても美和子の息子はヘタレで、
うちのはバカ息子、降谷さん家の航君は優等生、
とんだズッコケ3人組よね」
美和子「っていうか由美、航君って言うとドキッとするから…
あ、うちの旦那もワタルって名前なんです」
A「知ってます。ワタルブラザーズ組んだって。
高木君のお父さんがワタルって名前だからって」
美和子「そうそう、息子の名前はワタルじゃないのに
なぜかブラザーズ…聞いた時笑っちゃった」
初めて会った気がしなくて
話盛り上がっていると
担任の先生が入ってきて
役員決めをすることになった
立候補は居なくて
くじ引きになった
、
930人がお気に入り
「名探偵コナン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:砂希流 | 作成日時:2022年12月1日 11時