205話 ページ6
「いらっしゃいませ」
「こんにちはー」
「あっ！黒瀬さんだ！この間の雑誌見ました！」
「僕も見たよ。すげーかっこよかった！」
『ありがとうございます』
世良に会うのは、ミステリートレインのとき以来か。
「黒瀬さんも、こっちに来て一緒にお話しましょうよ！」
テーブル席に座った園子が手招きをしている。
椅子を借りて、向かい合うコナンと世良の間に座った。
「Aさん、飲み物とケーキのおかわり、いりますか？」
『あ、飲み物だけお願いします。ホットのカフェラテで』
「はい。あ、それと…女子高生に囲まれてあまり楽しそうにしてると、僕、妬いちゃいますからね」
『……はい？』
突然何を、と思ったが、ハッと思い出した。
彼はお試し、と言っていた。
俺達の恋人のフリが通用するのか、彼女達を見て試そうというのだろう。
「今のどういうことですか安室さん！」
ガタンッと案の定、園子が勢いよく立ち上がった。
「何って、そのままの意味ですけど…」
平然と答える安室さんに頭を抱えて溜息をついた。
その際、コナンと目が合う。
彼はどういうことだと俺を薄目で見つめていたが、小さく首を振って誤解だと伝えると、なんとなく察してくれたらしい。
「僕達、お付き合いすることになったんです。ね、Aさん」
貴方は少し黙っててくれないか。
そもそも、俺は承諾してない。
「「えっ、えええぇぇぇぇ!?」」
驚きの声を上げたのは蘭と園子。
世良も少し驚いているようだ。
「ま、まぁ、そうかな、とは思ってたし、2人お似合いだし…！」
「びっくりしたけど、2人とも、一緒にいるときすごく幸せそうだし、私応援します！」
ちょっと待て、そんな風に見えるのか。
いや、今はそうじゃない。
誤解を解かなければ後戻りできなくなる…！
『ちょ、ちょっと待って！これには訳があって…！』
俺は慌ててことの成り行きを説明した。
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優(プロフ) - わかりました！返信ありがとうございます！ (2019年5月8日 7時) (
レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
096 - 優さん» コメントありがとうございます！この作品は、主人公受けとなっております！ですが、細かい描写はございません。 (2019年5月7日 21時) (レス) id: d9ca70487a (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - これって、黒瀬さんと零さん、どっちがネコとかありますか？ (2019年5月7日 2時) (レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
096 - 架印�靴気�» 報告ありがとうございます！！確認不足でした...！修正させていただきました！ (2019年4月30日 18時) (レス) id: 674cb05958 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告：247話 - 真純ちゃんの純の字が、澄になってます。 (2019年4月30日 17時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2019年4月10日 21時
