242話 ページ43
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『じゃあ俺、ちょっとコロンボに挨拶に行ってきますね。急に辞めちゃったし』
「分かりました。何かあったら連絡くださいね」
しばらくポアロでゆっくりした後、コナンの分の会計も済ませ、俺は店を出た。
留学ということにしている手前、半月で帰ってきたのは明らかに早いよなぁ…。
まぁ、なんとかなるか…。
久しぶりに見えた店の扉を開ける。
「いらっしゃい――…黒瀬くん！」
俺を見た瞬間、店長の目が見開かれた。
「びっくりしたよ！急にイケメンのお兄さんが君の退職届持ってくるから…！」
『すみません、ちょっと海外から呼び出されて留学に…。向こうでの用はすぐ済んだんですけど、こっちでやらないといけないことができてしまって…。今日は挨拶に来たんです。今までお世話になりました』
「海外からって…、黒瀬くん、君って一体…」
『また、客としてご飯食べに来ますね。それじゃあ、また』
頭を下げて、俺は店を出た。
突然辞めることになったのは申し訳ないが、これで少しは零さんのために自由に動けるようになるだろうか。
さて、買い物して帰ろうかな。
少し早いけど。
スーパーに向かって歩いていると、曲がり角で誰かとぶつかった。
『わ…っ、すみません…』
「いや、こちらもすまなかった。怪我はないか？」
ぶつかったのは、メガネをかけた短髪でスーツの男。
『はい、大丈夫です』
「よかった。では、これで」
忙しなく去っていく背中を見つめると、足元に何かが落ちているのが見えた。
これって…、警察手帳じゃ…？
拾い上げて二つ折りのそれを開くと、先ほどぶつかった男性の顔写真と“警部補 風見裕也”の文字。
おいおい、これ落としちゃまずいだろ…。
紛失防止紐、切れてるし…。
それに、もしかしてこの人って…。
俺は踵を返して、さっきの人を追った。
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優(プロフ) - わかりました！返信ありがとうございます！ (2019年5月8日 7時) (
レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
096 - 優さん» コメントありがとうございます！この作品は、主人公受けとなっております！ですが、細かい描写はございません。 (2019年5月7日 21時) (レス) id: d9ca70487a (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - これって、黒瀬さんと零さん、どっちがネコとかありますか？ (2019年5月7日 2時) (レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
096 - 架印�靴気�» 報告ありがとうございます！！確認不足でした...！修正させていただきました！ (2019年4月30日 18時) (レス) id: 674cb05958 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告：247話 - 真純ちゃんの純の字が、澄になってます。 (2019年4月30日 17時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2019年4月10日 21時
